| クスサンの幼虫 2011.06.30 |
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| ●クスサン(楠蚕:Caligula
japonica)チョウ目・ヤママユガ科。クスサンは、ヤママユガ科の大きな蛾です。仲間には天蚕の繭を作るヤママユガや、黄緑色のきれいな繭を作るウスタビガなどがいます。東京の街なかで見つけたオオミズアオも同じ仲間です。女子高生が「なーにこれえ!!」と絶叫しながら指差していました。 このクスサンの幼虫は、楠の木の葉を食べるためクスサンと命名されたようですが、クリ、カキ、リンゴ、クヌギ、コナラ、イチョウ、ヌルデ、カエデなども食するようで、時に大発生して甚大な被害をもたらします。白く長い毛から白髪太郎、栗虫、栗毛虫などとも呼ばれます。この終齢幼虫は毒毛虫ではないので白い毛に触れても大丈夫です。昔はこの幼虫の5mもある長い腸をとりだして、釣りのテグス(天蚕糸)として使ったそうです。成虫ははねを広げると10センチ近くもありますが、口が退化してありません。そのため8-9月に出現するとなにも食べずに交尾出産するとすぐに死んでしまいます。 繭はよく山に落ちているのですが、編み目模様で透けていることから透かし俵と呼ばれます。さなぎはゆでて食べると美味しいらしいのですが、まだ食したことはありません。たぶん蚕のさなぎと同じような味だと思います。 |
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