残暑に負けないで!暑いときは熱いもので暑気払いは古今東西同じ。
アマゾンにはソッパという強力なスープがあるんです。

アマゾンの人も名古屋の夏は乗り切れんと言ってましたが、それほど暑い日本の夏を乗り切るために、新婚旅行で行ったアマゾン仕込みのソッパはいかがですか。ソッパとはスープのこと。ウルクンというアマゾン独特の香辛料以外は、日本で普通に売っている食材で間に合います。ウルクンだって、ブラジル食材のお店に行けば買えるんですよ。以前、私の学生時代の同級生たちにごちそうしたら大好評でした。美味しいんです。想像できますかこの味。それとファロッファという料理も紹介しちゃいます。こんな料理を紹介しているサイトはほかにはないですよネ(笑)。
Recipe,Illustration:Mari H  Photo:Mori H


●写真をクリックすると大きくなります。珍しい食材の説明もあります。

■ソッパの作り方
材料4人分:牛もも肉orロース:250g、
丸ナス:1個、ピーマン:3個、ニンジン:1本、
玉ネギ:1個、 トマト:1個、セロリ:2本、
ニンニク:3片、
コロラウ大さじ:1杯、マギーブイヨン:3個、
マカロニ:200g、オリーブオイル:適量
●トッピング
ファリーニャ・デ・マンジョーカ
ピメンタ

コロラウ、ファリーニャ・デ・マンジョーカ、ピメンタは、ブラジル食材の店で手に入ります。
説明は左の写真をクリックしてね!

●NOTE●
通販でも手に入ります。


●少ない量の野菜なので手をおろしてしまわないように。

1.ピーマン1個、ニンジン3センチ、セロリ8センチ、ニンニク3片を摺りおろします。分量はだいたいです。
残りの野菜は、だいたい同じ大きさになるように一口大に切ります。

●NOTE●
野菜の一部を摺りおろすのは、スープにとろみと野菜のコクを出すためです。
このスープ、正式にはソッパ・ダ・アマゾーナスというんでしょうか。アマゾンの食堂では、どこにでもあるモノですが、家庭やお店によって入れるものや味は違うようです。アマゾン版お袋の味でしょうか。


●セロリの葉も刻んで入れてしまいます。無駄にしません。

2.ナベにオリーブオイルを入れ、野菜を炒めます。火は中火です。トマトは炒める最後に入れてください。

●NOTE●
ダンナさんの話によると、昔アマゾンでは、野菜を食べる習慣が無かったそうです。というより野菜がほとんど無かったんですね。それが日系人の移民の方々が入植してたいへんな苦労の末に野菜栽培に成功し、アマゾンの人たちも野菜を食べられるようになったのだそうです。
では、それまではなんでビタミンをとっていたのでしょうか。それは豊富なフルーツなんです。おなじみのマンゴやパパイヤから、猿とインディオしか食べないよと現地の人が言うフルーツまで、それは種類が豊富です。
ホテルの朝食では、そんなフルーツが山と出てきます。街は熟れたフルーツのねっとりとした匂いであふれかえります。


●摺りおろすのは長男が、炒めるのは次男がやってくれました。

3.炒めるのは、全体に油が回る程度でOKです。
夏休みは、日頃料理のお手伝いをしてくれる子どもたちも、じっくりと腰を据えてクッキングできるよい機会です。

●NOTE●
新婚旅行でアマゾンに行ってきたら、どこに泊まったの?アマゾンでは何を食べたの?とよく聞かれました。あのね五つ星のホテルだってあるんですよ。もっとも私たちが泊まった最高級のホテルは、サンタレンの四つ星が最高。あとは星無し。でもサンタレンの四つ星・トロピカルホテルは、よかったですよ。
●アマゾンの気分に浸りたい人、行ってみたいなという人は、アマゾン・トラベル・サービスへ。


●牛肉は、油が多すぎないものの方がいいですね。

4.ここで牛、じゃなくて牛肉を入れます。

●NOTE●
アマゾンの牛は、インドのコブ牛なんです。背が高く、大きいものは2メートル以上になります。肉質は堅いんですが、肉そのもののうま味が濃くて、日本の脂ばかりで牛乳くさい肉が極上と思っている自分の味覚が未熟だったと思わされます。もっともマグロは大トロが一番で、赤身の鉄のうま味が分からないと言う人には、語る術を持ちませんとダンナさんは言ってます。ダンナさんの読むに耐えないおかしいアマゾンの牛エッセイは下をクリック!
アマゾン・サンタレン


●ここで野菜を摺りおろしたものを加えます。

5.野菜から出る水分で、すいぶんとスープが出ます。ここで野菜の摺りおろしたものを加えます。

●NOTE●
野菜でとろみを出すのはカレーでもよく使います。小麦粉などでとろみを付けるよりもコクが出て、しかももたれなくて具合がいいんです。


●コロラウを入れるとスープが赤くきれいに染まります。

6.コロラウを入れます。

●NOTE●
結婚して初めて知った調味料の一つです。ダンナさんは独身男性でいながら妙にディープな調味料をたくさん持っている変な人でした。このコロラウは唐辛子のような見た目ですが、辛みはなく、パプリカにもよく似ていますが香りがまったく違います。アマゾンの先住民が、顔や体に塗るウルクンという赤い粉を主成分としたコロラウは、ほかの調味料で代用することができないんです。
小田急線の長後のアマゾナスか群馬の大泉や全国各地のブラジル食材のお店にならあるかもしれません。


●水気が足りないようなら、ここで水かお湯を加えます。

7.お湯で溶かしたブイヨンを入れます。

●NOTE●
マギーブイヨンて世界各国で微妙に味が違うってご存じですか? 日本のはカレー粉が入ってるような風味がありますし、ブラジルのはかなり肉っぽいんです。カップヌードルも違うんですって。欧米のは醤油っぽさが無くて、ひとったれ醤油を落としたくなるそうです。


●シェルマカロニやフリンジなどショートパスタならなんでもOKです。

8.水かお湯を足して煮立ったら、 ペンネを加えます。煮えすぎないように注意しながら、ペンネがアルデンテになったら火を止めます。

●NOTE●
野菜もお肉も炭水化物も全部入ったバランス栄養メニューですね。これ一品でいいので忙しいときにも便利です。
味はトマトが入っているので、ポルトガル料理のような、イタリア料理のような気がしないでもありません。でも、コロラウが入ることで、アマゾンの味になるんです。


●写真をクリックすると大きくなります。

9.できあがり! 左上はファロッファです。作り方は下をご覧ください。

●NOTE●
結婚して程なく、友達を招待したときにこれを作りました。大好評でおかわりの声もあり。大きなナベがほとんどカラになりました。たくさん食べていってくれた彼女たちも、最近ようやっと「お母さん」になってきました。30半ばをすぎてからあの授乳のための眠れない毎日はきついでしょうね。栄養たっぷりのソッパを届けたくなります。

 


●ファリーニャ以外はみんな手に入りますね。ファリーニャもアメ横センタービルのB1で買えますよ。

■ファロッファの作り方
材料4人分
:粗挽きソーセージ:5本、
ベーコン:50g
卵:2個、
ファリーニャ・デ・マンジョーカ:1カップ
マギーブイヨン:2個、
あればアリスコの調味塩(下に写真と説明あり)
オリーブオイル:適量
●トッピング
ファリーニャ・デ・マンジョーカ
ピメンタ

●NOTE●
次は子どもたちが大好きなファロッファの作り方です。お腹がすいてるときにこれから作ると、これをたくさん食べちゃってファロッファ腹になるくらいです。


●ちょっとカリっとしてくるまで焦がさないにように炒めるのがコツです。

1.1センチ角ぐらいに切ったソーセージとベーコンをオリーブオイルで炒めます。細かく刻んだブイヨンキューブを入れて味を付けます。

●NOTE●
ソーセージもベーコンもできれば香りと味の強い本格的なものを選んだ方が、ブラジルっぽくなります。ブラジル食材で美味しいソーセージ(ブラジルではリングイッサ)が手に入りますが、かなり塩気が強いので調味料の入れ具合を調節してください


●よくかき回し、なるべく細かくソーセージ類に卵をまとわりつかせます。

2.強火にして、溶き卵を一気にザーっと入れ、菜箸でよくかき混ぜます。

●NOTE●
躊躇しないでガッとやっちゃってください。卵の量はこれが基準で、好きな人はもっと加えて卵っぽくしてもOKです。


●適当な量でいいですが、あんまり入れるとモサモサして口当たりがよくないです。

3.ファリーニャ・デ・マンジョーカをザーッと入れます。かき混ぜて油がなじみ、香ばしさが出たら出来上がり!! 塩気が足りないようなら、ここで塩をふります。

●NOTE●
ファリーニャ・デ・マンジョーカも粒が大きいのから細かいのまで色々あります。日本で売ってるのは、サンパウロの工場で作られてるもので粒が細かくサラサラです。私はアマゾンで作られてる粒が大きく石のように固いもの、鳥のえさみたいなのが好きです。サラサラのより香ばしく味があります。これはアマゾンまで行かないと手に入らないようですね。行きたいなー…。


●頭にある材料の写真に入れ損ねてしまったので、ここで単独に登場。
●.無くてもいいんですが、あればよりブラジルの味になるのがこのブラジル版クッキングソルト。これはSem Pimentaで辛くないものです。

●NOTE●
ラベルの絵で分かるようにニンニクと玉ネギ、セロリの風味が入ってます。日本のクッキングソルトから思ったらかなりしょっぱいので使うときは加減してください。

●.さあ食べよう。いっただきま〜す!
長男は大盛りを2杯おかわりしました。

●NOTE●
このアマゾンの味も、わが家では夏の定番メニューです。ファリーニャとピメンタを好みでかけますが、この2つを入れないとアマゾンの味にはなりません。二人とも辛いピメンタも大好き!

産地直送 MARINE GOURMET 便(^@^)/~


●これがおじいちゃんとおばあちゃんが作ったゴーヤだよ。

 次男のこの夏の自由研究は、信州のおじいちゃんが作っているゴーヤです。
 でも、ゴーヤは
沖縄の野菜です。おじいちゃんは、見よう見まねで作っているので正しい作り方はよく分からないとのこと。そこで研究のテーマを、ゴーヤを使った料理にしました。
 定番のゴーヤチャンプルーと次男オリジナルのレシピで、ゴーヤチャーハンを作りました。
どちらもホントに美味しいんですよ。でもこんな小さい子どもがあんなに苦いゴーヤが好きって不思議です。担任の先生もそう言ってました(笑)。

●エビのゴーヤはさみ揚げマヨネーズ炒め

●写真をクリックすると拡大写真と食材の説明がご覧になれます。

 息子に負けじと私が考えたのがこれ。ゴーヤを中華の人気料理「エビのマヨネーズ炒め」にアレンジしてみました。

●ジンを使うのがコツです。エビのマヨネーズ炒めは、もとは香港のコックさんが発明したものですが、今では横浜中華街でも定番です。私は梅欄新館で食べたことがありますが美味しかったですよ。
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