愛情かけて手間かけて。故郷の味、おやきは温かくて美味しいぞ!

今回は、信州の郷土料理です。いなかのおじいちゃんが作った天日干しの切り干し大根とおばあちゃんが漬けた野沢菜は、ひと味もふた味も違います。
おやきは野菜がたくさん食べられて栄養満点。
都会育ちの息子たちも大好きです。作ってみてくださいね

Recipe,Illustration:Mari H  Photo:Mori H 2001

 こんなかんじ

1 皮を作ります

中力粉を耳たぶの堅さよりやや柔らかめを目指して、
少しずつ水を足していきます。
食べ盛りの男の子が二人いるので粉の量は650グラム。
と、かなり多めです。30個分ぐらいでしょうか。
グルテンを出す時間が要るので 、少し早めに用意してください。

●中力粉は年2回、信州の「日穀製粉ホームラン印中力粉」「柄木田製粉オレゴン」の3キロの袋を6つぐらい買ってきます。わが家は粉好きなので小麦粉にはちょっとうるさいのです。

 手前が野沢菜

2 具を作ります

野沢菜のおやき:野沢菜、キャベツ、人参、ネギ、タマネギを、適当な量 (合わせて写真の鍋一杯分)を千切りにして、やや多めのサラダオイルで炒めます。
全体ががしんなりしてきたら、みそ、みりん、ホタテパウダー 、オイスターソース、ごま油で味付けします。

切り干し大根のおやき:切り干し大根ひとつかみ分を水で戻し、しぼっておきます。戻し汁はとっておきます。その切り干し大根と、千切りにした人参(だいたい合わせて鍋一杯分)をやや多めの油で炒めます(強火)。
全体に油が回ったところで戻し汁を鍋に戻し、中火でコトコト炊きます。火が通 ったら、しょうゆ、みりん、顆粒のカツオだし 、ホタテパウダーで味付けします。

 焼く

3 具を包んで焼きます

練っておいた中力粉を、やや大きめピンポン玉ぐらいの大きさにして手に取り、手のひらの上で延ばし具を詰め、真ん中で絞るようにまとめます。このとき、手をぬ らしてからでないと大変なことになります。
フライパンに油をひき、絞った方を先に焼きめを付け、きつね色になったらひっくり返して反対側にも焼きめを付けます。 香ばしい香りが辺り一面に漂います。

 おいしそうでしょ

4 蒸します

蒸し器に入れ10分ほど蒸し上げます。
具のふくよかな香りが湯気とともに吹き上げられ、空腹時には耐えられません。
「ビールによく合うんだこれが」(お父さん談)


●写真にある蒸し器にしているガラスの鍋は、水のなくなり具合が見えて 、空焚きすることなく安全便利です。
夏はナスのおやきにも使います。

5 できあがり

あつあつのおやきをを火傷しないように、お皿に盛って
できあがり!

●味が馴染んだ翌日のおやきがまた美味しく、 冷凍保存もできるので、たくさん作っては名古屋に単身赴任中の父に送ったりしてました。今も実家に行くときは、作ります。戦時中長野へ疎開した事がある父にとって、感慨深い味のようです。
形は不揃いでやぶれちゃってるのもあるけど、それが手作りの味ってことでお許しを・・・

 6個は食べたかな。

おまけ

『うまいっ!』と、5・6個は楽にいっちゃいます。
●ホタテパウダーは中華街やデパートに売ってます。
和洋中とナンにでも使えていきなりプロの味!便利な調味料です。
●切り干し大根は干しホタルイカと炊くといいダシが出てこれまた旨い!
干しホタルイカは、長野のスーパーマーケットでは当たり前のように売ってるんだけど、東京でも横浜でも見たことないですね。

産地直送 MARINE GOULMET 便

旬の食材と、美味しいいただき方をご紹介するコーナーです。第1弾は交流いただいてる鳥羽の魚や魚寅さんからです。ご主人が鳥羽魚市場での水揚げ物を写真に収めたものを送ってくださった新鮮カキをご紹介します。カキの季節にはぜひお試しください。

●牡蠣の飛龍頭

新鮮な牡蠣と豆腐で作るカンタン飛龍頭をご紹介します。
1.豆腐をキッチンペーパーに包んで電子レンジで2分加熱して水分を取る。
2.1と、洗って水切りをした牡蠣をすり鉢に入れて崩しながら混ぜる。
3.2に塩、卵、片栗粉をよく混ぜる。
4.3をスプーンですくって熱した油に落としてこんがり揚げて、出来上がり。

揚げ立てを、ポン酢と大根おろしで食べれば和風、ケチャップとタバスコで食べれば洋風。
鎮江香酢をかければ中華風。バルサミコ酢をかければイタリア風。ナンプラーかスイートチリでタイ風。
ふんわり柔らかいので、お年寄りから子どもまで栄養満点の牡蠣を美味しく頂ける、
カンタンお総菜です。
わが家でももちろん大好評です。

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