アメリカの一部のバックパッカーたちが志向したのを皮切りに、瞬く間にアウトドア界のムーブメントとなった『ウルトラ・ライト』。
装備の重量を極限まで削る・・・根底には「軽く身軽になれば、その分旅も楽しくなる」「不自由さを楽しみ自然との結びつきを強める」といった精神があるようだ。
この精神は否定しない。確かにそのとうりだもんね。がっ、果たして私の山行で通用するのか・・・?
荒天の場合は?源流遡行は小屋に逃げることも下山もままならない。また、森林限界を越えたらどうなのか?
『ウルトラ・ライト』には限界があり、天候、実力(経験・知識・判断力)でその限界点も大きく変わってくるものなのだろう。
必要最小限の装備だけ、つーと、昔から「ブルーシートの下で焚き火で調理、そして、ゴロ寝」という『渓乞食系』の源流師や沢屋がたくさんいる。かたや、「道具を厳選し、使い込み、愛着を持ち、時には自作して軽量化」を図る『道具フェチ系』もいる。
言わずもがな私は後者なので、このコンテンツでは出来る限り重量を削ったギアで沢に挑み、『人柱』となるべくインプレを紹介するつもりだ。
ま、私にとって『ウルトラ・ライト』は山遊びの一環であり、ゲームのような軽量至上主義を突き進む気は毛頭無いので、ギア選びの参考程度に見てちょ−だいね。
■クッキング編 | 200ccの調理術 | 米が炊けないモノはクッカーじゃない! | ||
■スリーピング編 | 改造三連マット | 100g以下のマットを作ったぞー | ||
■シェルター編 | テーマは虫対策 | ガレージメーカーのシェルターを買ってみた | ||
■キャリング編 | 軽量パック改造計画 | ザックは腰で支えたい! | ||
■アクセサリー編 | 軽量グッズあれこれ | ありとあらゆるモノを軽く! で、財布も軽くなった(泣) |
ウルトラ・ライト・システム
フィールド・レポ
順次アップしていきます
2008年 3月 6日- 7日 | 料理は焚き火で | ||
2008年 2月27日-28日 | 麓の谿でウルトラライト | ||