Sleeping Bag
軽量化への道 アクセサリー編

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ファントムシリーズはラインナップの中では軽さ・コンパクト性を追求したモデル。
ファントム45は800フィルパワーのダウンを210g詰め、総重量は公称560g。
他社には同じようなダウン量でもっと軽いモノもあるが、マウンテンハードウェアが作るスリーピング・バッグってどんなもんだか使ってみたかったので購入してみた。
使用可能温度は7℃〜。沢泊まりで出番の多そうなスペック。

私が所有しているダウン量130gと300gの中間にあたる200g前後のスリーピング・バッグを物色していたところ、マウンテンハードウェアのファントム45がセール品として安売りしていたので購入してみた。マウンテンハードウェアはノースフェイスから独立した数人が「技術革新」「本物志向」といった理念を掲げて1993年に起こしたブランドで、新素材・最新技術をいち早く導入したハードな物作りが評価され、米国で瞬く間に一大メーカーへと成長した。価格も手頃な値段に設定されてるし、日本でももっと評価されていいメーカーだと思う。で、近年注目してたんだけど、今期から販売代理店がコロンビア・ジャパンに変わるんだよねぇ。あそこはアウトドア・メーカーじゃなくてアパレル・メーカーだからなぁ。どの商品を日本で展開するのか?売りっぱなしにならないか?ちょっと心配・・・。

ジッパーは3/4レングスで2ウェイ。

表地は15デニールの軽量リップストップナイロンを採用している。
中のダウンが透けて見えるほどの薄さだねー。でも、強度は確保してるらしい。

バッフルは幅を狭く設計してますね。ダウン量が少ないから、ダウンの移動がなくロフトが均一になって良いと思う。

ジッパーの内側にはドラフトチューブを設け冷気の浸入を防ぐ設計。
ダウン量の少ないサマーモデルなのに、ここにダウンを封入するあたりがマウンテンハードウェアらしいなぁ。

フェイスガスケット&テーラーフード、エルゴノミックカラーも設けられている。ファントムシリーズの仕様を備えてるんだね。

マウンテンハードウェアのスリーピング・バッグの特徴であるコンフォートフットボックス。
爪先が前に張り出したボックス形状で、足先の寒さを緩和するらしいっす。
ダウン量が少ないから大した効果は期待できないだろーけど。

収納サイズは15×25p。
重量はほぼメーカー値どおりの561.5gだ。

所有しているサマーシュラフを並べてみた。
左:マウンテン・イクイップメント「デューライン」 ダウン300g
中:マウンテンハードウェア「ファントム45」 ダウン210g
右:イスカ「エア130」 ダウン130g
こうして並べてみると「ファントム45」があまり小さくないのがわかるでしょ?
これはジッパーの有無の差なんだよね。両サイドの二つはノンジッパーだから。
シュラフにしてもウェアにしてもジッパーはない方が、または短いほうがコンパクトになるのだ。

マウンテンハードウェアのスリーピングバッグを初めて手にしてみたが、ライトモデルでも設計に妥協がないことは評価したい。
ただ、縫製は一流と言われているメーカーと比較するとやや劣りますな。実際いぢってたらダウン抜けもあったし。
重量は超軽量シェルを使ってる割にイマイチだなぁ、と思ってたけど、ここまで作り込んだらしょうがないか?
でも、スタッフサックの生地が厚くて重たいのはいただけない。ダウンパーカーもマウンテンハードウェアを使ってるけど、同じようなスタッフサックで不満だった。ま、シルナイロンのコンプレッションバックを使うからいいけどね。
ハードシェル、ソフトシェル、フリースは価格の割に良いモノ作ってるけど、それ以外のギアはまだ一流メーカーとは差があるかも。
あ、、、テントも使ってるけど、アメリカのメーカーにしては初期防水が完璧。モデルによってバラつきはあるのかもしれないけど。
このメーカーのギアってコストパフォーマンスはなかなかだと思う。今後もハードなラインナップでがんばって欲しいメーカーだ。