狙うは40アマゴ
9月28日(日)
シーズン最後の遠征

ガハハ!爆釣!最大35センチ!・・・だって。
これは同日中央アルプスをやったbr#7氏の釣果(驚)。こんなに釣りやがった(怒)。
かたや私は尺上アマゴを狙って南アルプスの渓へ。8月3日にも入りましたがこのときは核心部に到達していないことが判明し、今回はさらに上流を目指します。なんでも40アマゴが狙える渓だそうな(本当かい?)。
中央高速で車が山梨へさしかかると雨も降り出し「恵みの雨じゃあ〜」と歓喜しながら2:00に現地到着。4:50にはヘッドライトの明かりを頼りに林道を歩き始めました。この頃になると雨も止み雲も取れてきたようです。今日の天気予報は日中は「晴れ」。シーズンの締めくくりにふさわしく最高の状況で我々を迎え入れてくれました。
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林道を25分、登山道(廃道)を15分歩いて入渓。 で、思わず立ちすくんでしまいました・・・。 予想をはるかに上回る増水。両岸が切り立った険谷で無事に遡行できるのでしょうか? 同行のKさん(世附の常連でエサ釣り)がここで探りを入れてみましたがアタリなし・・・。やはり核心は上なのか? 思い切って前回納竿した地点まで竿を出さずに遡行することにしました。 |
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しっかし今日は水が太く重たい。流木を杖にして渡渉を試みますが流れに負けて足が下流へずりずり・・・「ヤバイ!」と思った瞬間Kさんが後ろからザックをつかんでくれて事なきを得ました。以後は慎重に渡渉点を見極めての遡行。
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廃道の荒れっぷりも半端じゃありません。いきなり切れ落ちたりガレで埋まっているからたまりません。しかもかなりの高度ですから踏み外したらジ・エンド・・・。何度も懸垂を強いられました。 |
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入渓から3時間で前回の納竿地点に到着。 前回は魚が溜まっていたポイントです。ところが今日はここもアタリなし・・・。 いったいどーしたんだ今日は? |
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先へ進むとすぐにゴルジュ。 左岸の大きなクラックと残置ロープを使って8mの高巻き。 オーバーハングでスタンスも皆無なので、クラックに体を横向きで入れ足を突っ張りながらの登攀。 頭上の岩は浮いてロープが動くとグラグラするし、かなりきわどい高巻きだった。 今日は写真を撮る余裕もないほど緊張した遡行が続きます。 |
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ゴルジュの先も小さい滝と落ち込みの連続。川は真っ白でフライのポイントなんぞありませんがな・・・。竿を出すのをあきらめてさらに奥へ。 でもちょっと心配だったのが天気。予報に反して曇りがち・・・これで雨が降ったら水が引くまで戻れないでしょう。 昨晩の雨のせいか、すでに両岸から幾つもの無名滝が垂直に水を落としています。 時計(プロトレック)で気圧をまめにチェックしながら遡行しました。 |
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やがて落差も落ち着き、と言うか、流れがひらくようになったのでロッドを継ぎました。この時10:00、実に5時間の遡行。いったい幾つの滝を越えたのだろーか。 これで大物が獲れなかったら怒っちゃうよ。 最初のポイント(写真左)でKさんが奥の巻き返しにエサを振り込み流芯へ流し込んでいくと25センチがヒット!幅広の良いアマゴです。やはり核心部はここら辺からなのね。 |
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この急峻な渓でアマゴをドライフライで釣るのは難しい。前回も大苦戦でした。そこで今日はニンフもウェットも巻いてきた。ニンフなんて巻いたの2年ぶりかな。ドライフライからドロッパーとしてニンフかウェットを結び、水面と表層直下両方を探る作戦です。
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でもいざ釣り始めとなるとドライで釣りたい気持ちが勝り、今日も潔くドライオンリーで勝負!今年は全てドライで通したから最後に沈めて釣るのもなんでしょ? 水温は15℃もあり活性は高そうだし、現にEHCを流すとアマゴが盛んに追いかけます。 しかーし、出ないっ!この水勢ですからすぐにドラグがかかって食うまで至らないようです。 そこでティペットを足してリーダー・ティペットを16フィートに。 |
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でもさー、どう見てもイワナの渓相だよ。なんでこんな標高でアマゴなんだろーな?イワナだったら巻き返しにフライを漂わせていれば出るんだけどアマゴはなかなか出てくれません。流芯の脇を流すと追うけど、まだドラグがかかるせいかフッキングしないっす。さらにティペット足して20フィートにしたいところなんだけどモジャモジャのフライ(10番)じゃポイントに入らなくなるからなあ・・・。
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Kさんは良いポイントからは数匹のアマゴを引き出しています。 対して私はドラグがかかっても飛びつくチビアマゴしか釣ることができません(泣)。 |
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そーこーしてる間に1:30、タイムアップ!・・・最後の遠征が終わりました。私の釣果?・・・なんとチビ4匹だけだよ(怒)。
Kさんも8寸クラスを揃えるも最大は25センチ止まりでした。
| 踵を返して帰路を急ぎます。なんせ奥まで入りすぎた。 急がないと暗くなってしまいます。今日の水量で暗くなったら渡渉はヤバイ!流されるのは必至。 夕立の可能性もありビバークするにしても装備が甘すぎるのだ。 右の写真は廃道に這い上がるためシャワークライムするKさん。二人とも頭から水を浴びてびしょ濡れですがな。 |
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河原は浮き石だらけ、廃道でもザックが枝に引っかかると滑落する。その廃道は急に途切れるので何度もザイルを出して懸垂下降。対岸へは二人でスクラムを組んで渡渉。一瞬たりとも気を抜けない中で時には小走りに、危険箇所では慎重に、集中力を絶やさぬように声を掛け合って迫り来る日没との体力勝負です。
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そしてなんとか暗くなる前に吊り橋まで到着。5:30。 ここを渡れば後は林道の歩きで悪場はありません。 安堵感がこみあげてくると、次ぎは急に空腹を覚えました。そう、今日は昼食もとってなかった。 林道へ出たところで遅ーい遅い昼食。ふぅ〜、無事に帰れて良かった。 |
こうして今シーズン最後の遠征は終了しました。ものの見事に撃沈です(泣)。でもハードな遡行は冒険心を満たしてくれました。でもでも釣欲はちっとも満たしてくれない渓でしたね(怒)。そもそも日帰りじゃ無理があるのかな?でもでもでも二度と来ないよっ。冒頭(写真)の中央アルプスの渓のほうがよーっぽど釣れそうじゃないのっ!まっ、こんな釣りで締めくくるのも私らしくていいっかな。