ちゃんと孵化してる(喜)

11月22日(土)

発眼卵の観察(2週目)


先週に引き続き発眼卵の様子を見に行きました。放流のときには紅葉が終わってしまったと思ってましたが今週がピークだったようです。

丹沢の紅葉は今が旬。

みなさんは紅葉のメカニズムってご存じですか?
植物の葉は光合成によって作り出した養分を幹や茎に送っています。
気温が低下するとその働きが鈍り、葉に蓄積されます。
そのため葉緑素が分解して色素が生成され、葉が色づくのです。
一日の寒暖の差が大きいほど鮮やかな紅葉になります。

今年の秋は暖かい日が続いたせいか、今イチかなぁ。


紅葉も真っ盛りとあって今日はカメラを担いだハイカーが多かった。

落ち葉をザクザク踏みしめて赤く染まる木々の下を歩く。晩秋の日溜まりハイクも気持ちいいなぁ・・・。


狩猟が解禁になったというのに今日もヤマドリや鹿を目撃しました。
普段はよく見る動物ですがいざ猟となるとなかなか獲れないみたいですね。
ヤマメ同様、危険を察知する能力は抜群なんだろーな。


林道の立木につけた目印の地点で下降して入渓、12:00。

放流地点A

矢印の所が設置箇所。ここは先週も観察した地点です。
このボックスは私の作品。先週は3割ほど孵化してましたが一週後の今日はどーでしょうか?


いるいるっ!稚魚たちが(喜)
孵化直後に死んだと見える個体が1匹。あとは全て孵化して元気です。
体長はもう18oくらいありました。先週は12oくらい・・・一気に大きく育つのですね。
体色は先週より黒くなってヨークサックの色も落ち着いたオレンジ色に褪色しています。


水温はお昼で10.5℃もありました。昨日は暖かかったですからね。水量は放流日よりちょっと細くなってました。

細い沢が出合うところで8寸クラス2匹を発見! 両方ともイワナでした。

丹沢でヤマメ・イワナが混棲する沢は、イワナの密度が濃くなってるような気がします。
私の所見ですが、産卵床が重複してるせいじゃないかと思っています。
上流の落差のある渓相では産卵に適した場所が限られ、バッティングしてしまうんじゃないかなぁ・・・。
産卵期の遅いイワナが産卵床をならすときに、ヤマメの卵を荒らしてしまう可能性は考えられますよね?


放流地点B

br#7さん作の大型二層式ボックス。
卵は上室へ入れ、孵化した稚魚は広い下室で成長する予定なのですが・・・。


大きいボックスなので白い上室に600粒ほどの卵を入れました。
死卵は8粒。死卵率1.3%ですから私のボックス(死卵率3%)より孵化率が高い!
ドリルで穴あけした私のボックスに比べて、水の透過効率は抜群です。
その違いなのかな?

次に黒い下室の様子です。右の画像をクリックしてご覧ください。→→→→→→→→


放流地点C

タッパにドリルで穴あけしたUさん作のボックス(仕切り板で二層式)と
ザルを組み合わせたくりきさん作のボックス。


Uさん作のボックスは死卵が18粒。約500粒の卵を入れましたから3.6%の死卵率。私の作ったボックスと同じくらいの%です。
孵化した稚魚はほとんどが下室へ移動していました。
思惑どおりですが下に潜る習性があるのかな?
でも、このボックスも稚魚の半分くらいは外に出てしまったようです。私と同じで穴が大きすぎたみたいですね。


驚いたのはくりきさん作のボックス。
稚魚で溢れんばかり・・・穴のサイズがバッチリだったようです(喜)
死卵は稚魚が折り重なって確認できません。でも少なかったな。
フタ付ボックスに穴あけするよりも最初から穴の空いボックスをベースにしたほうが水の透過が良くてGOODみたい。
あとはヨークサックが小さくなってスルーできるようなら完璧なボックスですね。


今日はらくちんコースの放流ポイント3箇所を確認して時間切れ。また数週後に観察する予定です。

来年は種沢となるようなところで産卵床の造成もしてみたいです。






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