●生態
体長1.8m前後で黒の体毛に覆われ、胸に三日月の白斑がある。山の森林帯に生息して草木や木の実、ハチ、魚などを食す。木の実を食べるために木登りも得意。九州ではすでに絶滅。四国でも絶滅寸前で、西日本での減少も著しい。一方でアルプスなどでは食料を求めて野営場まで下りてくるのか、目撃例が増えている地域もある。私のメインフィールドである丹沢でも30頭の生息が確認されているようだ。性格はヒグマより穏やか。

●予防法
とにかく会わないようにすることが第一。クマも人間には会いたくないようなので、こちらの存在を伝えることができれば遠ざかっていくようです。怖いのは至近距離でばったり遭遇したときと子連れクマとの遭遇で、自衛のために襲いかかってくることも。丹沢でも釣り人が威嚇されたことがあるようです。クマ除けとしては鈴やラジオなど音がするものが役に立つ。市販のクマ除けスプレーの有効射程は数メートルなので襲われたとき用でしょうか。クマの密度が高い地域に踏み込む場合には心強いグッズです。

●対処法
クマに出合ってしまったら、まずは動かないこと。慌てて逃げ出そうと背中を見せると、食肉性の動物は本能的に襲ってくるそうです。もちろん物を投げたり大声をだしたりといったクマを興奮させる行動も禁物。クマに襲ってくる気配がないときは、ゆっくり後ずさりして遠ざかりましょう。クマが襲いかかってくる最悪の場合は、防御姿勢(うずくまって頸動脈を守るために両手を首の後ろにまわす)をとるか、覚悟をきめて応戦するかのどちらかです。ただ、どちらのほうがダメージが少なく済むか諸説あってわかりません。

遭遇度 ★
危険度 ★★★★★
不快度 ★

ツキノワグマ