猛攻!?

7月16日(水)

世附の沢


今日はTomizo氏と世附へ。4:00の沢割りは我々二人と年配の方が一人。三人並んで林道を歩きました。この方は世附に30年以上も通っていて山菜・釣り・キノコ・狩猟・写真と一年を通じて山塊を駆け巡る丹沢のヌシのような方でした(喜)。昔日の世附にまつわる話しを聞かせてもらい楽しい林道歩きとなりました。

林道を飾る山百合


夏の到来とともに咲くヤマユリ。
意外と自生の分布は狭く、関東・中部地方の山野で見られます。


ヤマユリは1800年代後半にイギリスで紹介され人気が沸騰。
当時は横浜港から輸出され外貨獲得に貢献したらしい。


子鹿とモンカゲ

林道にいた子鹿は逃げようともせず我々を観察してました。
昔は平野部に生息していたのに、開発が進み山間部に追いやられてしまった動物です。食害が問題になってますが、どのように共生していったらよいのか真剣に考える必要があると思います。

入渓場所で着替えをしているとモンカゲロウが飛来。
丹沢の上流では初夏に見ることができますね。


沢の出合でTomizo氏と別れ私は枝沢へ入渓します。ここは林相・渓相ともにたいへん美しく、世附で最も好きな沢のひとつです。

入口の滝を乗越すと美しい森と穏やかな流れが出迎えてくれます。

水量はやや多め。最近の足跡も少なくクモの巣だらけ。
期待が高まり遡行スタート!


この沢も奥が深いので小場所は捨てて先へ進みます。すると走る走るチビヤマメ。カタやヒラキについていてフライを見つけると群がるように反応します。

枝を被ったポイントには良型の魚影。餌釣りでは難しいポイントです。

水面スレスレにラインを飛ばしフライを落とすまではなんとかなる・・・。
でもアワセが本当に難しい。ロッドを枝にぶつけないよう注意して小さくアワセ
左手でラインを引きます。でも空振り・・・フライは枝に絡みます(泣)

一級のポイントでも頭上がひらけていると反応がありません。
魚がついてもすぐに釣られてしまうのでしょう。


今日はここというポイントからは必ず魚信が返ってきます。でも釣っても釣ってもチビばかり。いっこうに20センチ以上が獲れません。この時期は水生昆虫の流下が少ないので良型は流芯に入っているようです。ドライへの反応は鈍く、フライを追っても不十分な体勢で捕食しようとするのでなかなかフッキングできません。流れの緩いところを探るとチビの猛攻・・・うー、難しい。

やがて流れは二分されます。
左が出合いの画像。今日は右へ進みました。

当然水量は落ちますがポイントには事欠きません。
ほどよい落差と湾曲がアクセントをつけているのです。


二又以遠も状況が変わりません。いや、もっとチビの魚影が濃くなったかな。不用意に歩くと一斉に散り1段上のヤツまで走っていきます。
水深があり底石がしっかりしてるポイントには8寸前後のヤマメの姿も見ることができます。しかし上を向いているのは少なく中層から下をせわしなく動き回っている・・・。狙いを定めてフライを落としますがチビが先にフライをさらってしまいます。

大岩に到着したときにタイムアップ。
この上も良いポイントがたくさんありますがTomizo氏との待ち合わせがあるので引き返しました。

これだけ反応があったのに20センチ以上は2匹だけ。
写真は本日最大の22センチ。
もっと大きいヤツも何度か出たんだけどなあ・・・。


Tomizo氏もまったく同じ状況だったようで二人してチビヤマメに弄ばれた一日となりました。「みんな2年後にはもう一度遊んでくれよー!」と叫んで帰路につきました。
丹沢ヤマメは梅雨が明けて渇水期になると猛烈にスレてきます。今後は大雨の後しか良型は釣れないだろーなあ、私の腕では・・・。




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