ヤマトの楽園
7月4日(金)
乗鞍の沢(2日目)
2日目の朝・・・雨は止んでいる。渓に目をやると凄い水勢で目印にしていた岩が水をかぶっている。10センチは増水しているなー。でも濁りはないから釣りにはなりそうだけど・・・どーかな?
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テン場前の淵は真っ白。 V字峡なので両岸の水を集めてかなりの増水。 でも濁りは薄い。森が生きている渓は濁りに強いですね。 フライを落とす場所があれば大釣りできそうな状況です。 遡行できればの話しですけどね・・(汗) |
| 朝食は採取した「みず」の入ったうどん。体も温まって美味かった。 |
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食事を終え荷物をまとめ、いざ出発!となりましたが、渓はさらに水量が増してきました。ううう、大丈夫かなあ?
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ロッドを修理したTomizo氏は今日もやる気まんまん。 ヘツリ・徒渉を繰り返しながら少ないポイントを叩きあがります。 しかし増水時の徒渉は難しい。いや、危ない・・・。 できるだけ浅く流れの緩い場所を探すのだが、水面からは想像もつかない複雑な流れが水底にあるのだ。 水中では摺り足が基本で踏み出しをやや上流に向けると踏ん張りがきくと思う。 杖を使う人も多いが、あまりこれに頼ると折れたときには万事休す。 下流に急流や落ち込みのあるところを徒渉するのは絶対に避けましょう。 とは言うものの、二人とも数回の沈・・・(泣)。 |
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山を切り裂く滝 豪快に落ちる滝の下は魚の溜まる絶好のポイント。 手前から丁寧に探りましたが釣れたのは7寸級ばかり。大物は深場にいるようですがドライには反応しませんでした。 この滝はザイルを出して右岸を高巻きました。 |
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| 滝上は傾斜も緩み、ようやくフライを流す釣りができました。 でも流れが速いのでフライを食い損ねる魚が多い。 Tomizo氏はこの区間で尺を出すも痛恨の空振り! |
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やがて大滝へ。 ←写真の右下に写ってる(わかる?)のがTomizo氏。 スケールの大きい30m直爆。 去年は尺が出たポイントでしたが今回は不発。 脱渓できる場所はまだまだ上・・・。ここも高巻きます。 左岸は巻いた後に懸垂になりそう。で、ここも右岸を登攀。 これだけ高いとルートファインディングも難しい。 |
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大滝の上は落差がでてポイントが少なかった。そしてとうとう脱渓地点へ到着、14:00。
ここからが心臓破りの登り(400m)で登山道まで、ガレ>枯れ沢>藪こぎの3時間コース。行動食を補給して脱渓開始!
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今日の私は7寸級がポツポツ。 遡行だけで一杯一杯でした。 |
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ここからは写真を撮る余裕などありませんでした(苦)。枯れ沢にも僅かに水が流れ滑ること滑ること・・・。靴を履き替えずにウェーディングシューズのままのほうが楽でしたね。
Tomizo氏は荷を極限まで減らしたのが功を奏したのかここでも快調なペース。彼に引っ張られたのか昨年より40分も短縮して130分で登山道に這い上がった。でも私にはオーバーペースだったようで、この後筋肉痛が5日も続いた(苦笑)。
こうして乗鞍遠征は無事に終了しました。晴天に恵まれた去年より難しい状況でしたが、梅雨の色彩に彩られた谷の風景、その陰影が映える水の流れ、風に揺られ雨露できらめく草花、それらの風景に抱かれて無心にロッドを振る贅沢・・・日常から遠く離れ、洗われ、再び活力を身にまとって帰ってきたのです(喜)。