2003初釣行

3月4日(火)

世附の沢へ行きました


待ちに待った初釣行です。車中で聴いていたFMからはソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」が流れ、朗々と歌い上げるテナーのフレイズが高ぶった気持ちをますます盛り上げてくれます。
浅瀬には6:00到着。ゲートわきの商店に顔を出して世附の番人「湯山さん」に挨拶を済ませます。川の状況を聞くと「増水してるが濁りはとれている」との返答。どこに入ろうか悩みましたが、やはり放流した稚魚の様子が見たかったので、放流した沢へ入ることにしました。この沢は昨年は堰堤工事で釣りができなかった沢でもあり、工事後の状況も確認したかったのです。
今日は風が強く雨の翌日でもあり、花粉が最も飛びやすい条件が揃っているので、マスクにゴーグルをして林道を歩きます。もう準備万端、爆釣を確信して林道をずんずん進みます。

山百合橋から見た世附川本流


取水堰より下流になりますが、けっこうな水量です。
淵には魚影も確認できますが、底に張り付いてました。
浅いポイントじゃないと、ドライでは厳しいかもしれませんねえ...。


山百合橋を越えると林道の勾配がきつくなります。いつもは逆にここからペースアップをするのですが今日は足が進みません。オフの間にすっかり鈍ってしまったようですね。山歩きを楽しむコツは、景色を楽しみながら無理のないペースで歩くことです。ゆったりと歩いて入渓点には7:50に到着。ここで着替えてコーヒーを入れました。マグカップを口元によせてマスクをはずした途端に「ヘックション」「アチー」「ヘックション」「クション」「アッチッチ」...くしゃみ連発で火傷...もうコーヒーを飲むどころではありません。
気を取り直して河原に降りたち水温を計測しましたが4℃しかありません。虫はミッジすら飛んでない。とりあえず挨拶がわりに14番のソラックスダンを結んで遡行開始です。

開始1時間は無反応!?


おかしい? まったく反応が無い! この区間は去年、堰堤工事で釣りにならなかったから、魚が残っているはずなのに...。
集中力が途切れそうになった頃、落ち込み脇のポケットから、ようやく魚が飛び出しました。
まだサビの残った18センチのヤマメです。


2匹目はセオリーどおり淵尻から。


フライがカタから落ちそうになる瞬間に2匹目が出てきました。
これも同じようなサイズのちびヤマメ。


その後も状況がいっこうに好転しません。渋々フライのサイズを18番におとします。でもミッジも飛ばない状況では、サイズは関係ないかな?
去年の解禁当初は、虫が飛んでなくても大きいドライで釣れました。昨日の雨で水温が下がって活性が落ちているのでしょうか。


堰堤!堰堤!堰堤!


しばらく進むと新設された堰堤が立ち塞がります。
「流木止め」と聞いていたのでパイプ堤だと思ってましたが、けっこうな高さのコンクリート堤です。
しかも3基も連続しています。
美しいナメの沢がズタズタ...。


3基目の堰堤を前にすると、もう巻く気力が湧きません。去年の釣行記でもふれましたが、この堰堤にどれだけの効果があるのでしょうか。今度役所に行って、建設費を調べてみるつもりです。

3匹目は...


3基目の堰堤の手前で枝沢へ進路を変えました。入り口の淵で3匹目をヒット!
今度はまあまあの型です。ところが、真ん中の岩の向こうに走られてしまいました。
やばい! と思った瞬間にばればれ〜!


滝上は...



美しい滝を越えても反応がありません。
さらに30分遡行すると、新しい足跡を発見。
辺りを注意深く観察すると、岩の上に濡れた足跡が。
この枝沢は先行者がいたようです。
仕方ないので引き返して脱渓しました。


時間はまだ12:30なので、下山しながら大淵だけを拾い釣りします。どこの淵にも底の方には数匹のヤマメが付いてましたが、水面をまったく意識してないようで、手持ちで一番小さい24番のミッジを投げても反応すらしません。ニンフがあれば、もう少しは釣れたのかもしれませんねえ。でも、これが私のフライスタイルだからしょうがないですな。2匹釣れただけでも良しとしましょう。

去年の3月初旬はものすごく減水してましたし、記録的な暖かさでしたから水温が7℃もありました。だからドライでもポンポン出たんでしょう。まあ、この状況が通常なのかな。私も一昨年までは3月中は伊豆に行ってましたからね。水温がもう少し上昇しないとドライでは厳しいと思います。でも釣友O氏やTOMIZO氏によると「ウデのせいじゃないの?」だそうです。ちくしょ〜!


AZZ DISC REVIEW

Sonny Rollins / Saxophone Colossus

男性的で豪快で、フルトーンで鳴っているテナーサックスの魅力を余すところなく伝えてくれる不滅の名盤。
トミフラ、ローチ、ワトキンスという当代一のリズムセクションと完璧なセッションを織りなしています。
全編にわたっておおらかで開放的なプレイが心と精神を洗ってくれます。そう、まさに渓と同じ作用をもたらしてくれるアルバムなのです。




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