深い森のどっぷり沢旅
楽園2日目

サカナは底にいて、ドライフライでは難しいみたい。
で、ガイド氏が川虫を餌に竿を振るが釣れず・・・。
早くも食糧危機だぁ〜!

この様子を対岸から見ていたミキ助がルアーロッドを手にこちらへ来てくれた。2投目であっさりヒット!
500円請求されたので、コーヒーで手打ち(喜)

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のんびりしてから撤収し遡行を開始。今日はどしゃぶり隊が先に釣り上がったが、サカナが次々と出るので、たいして進んでいなかった。
申し訳ないが、先に進まないといかんので追い越させてもらう。モチロンここからはなるべく水の中を歩き、サカナを蹴飛ばしながら歩いた(喜)

私が一番遅く目覚めた。
すでに焚き火が焚かれ、目覚めのコーヒーをいただく。うん、うまい!

K海さんは目の前の淵でロッドを振っている。
昨日のキープ数が足らないので、朝食のおかずに困っているらしい・・・(汗)

いくつかの難所を越してから、良さげなポイントでロッドを振ってみる。

今日も良型がポンポン釣れちゃう(喜)

やがて立派な滝が現れる!仲間内でもこの先へいった者はいないんだよねー。
さて、攀るか高巻くか、どっちにするのかな〜?
ガイド氏が岩の状態を確認して、今日は右岸から突破することにした。
で、ハーネスを装着していると・・・どしゃぶり隊が追いついてきた。
こりゃぁ、落ちたら晒しネタにされるなぁ・・・(汗)

我々が登攀の準備をしていると、なんと、野生児ミキ助が空身でスラブに取りついた。
これを見たガイド氏が下からルートを助言。って、余計なことしなさんなぁ〜!ギャラリー全員が滑ってドボンすることを期待してるんだから(喜)
残念ながら私の念も通じず完登してしまったよん。
でもさー、ここ、どーやって降りるの?

次にガイド氏がでっかいザックを背負って登る。さすがの安定感でギャラリーから拍手がわき起こる。

K海さんと私はザイルで確保してもらった。
このスラブは逆層でホールド・スタンスともに乏しく、かなり微妙なバランスを要す。

ステルスソールのK海さんはグリップが効かないようで、中間で「ダメ!」「ムリムリ!」と叫んでました。
もう、宙づり状態だ〜(喜)

どしゃ降り隊とはここでお別れ。連中は下のテン場で定着なのだ。
両手を大きく降る姿が愛おしいねー。
連中と遠征もしてみたいけど・・・雨に祟られるのは嫌だからなぁ。

滝を巻くとチャラ瀬が続き・・・どーん!また難しそうな滝の登場だぁ。

この滝は左岸から。ここもザイルで確保してもらった。
岩肌はヌメッてるし、傾斜もスタンスもスゲー嫌らしい感じ。
私は水際のスタンスを使ったけど、冷たかったー。

あまったイワナ飯はおにぎりにしてフキの葉で包み、お昼ごはん用とする。

K海さんにギブアップされ途方にくれるガイド氏。
確保支点の足場も悪いのだ。

なんとかK海さんも攀登り、私も醜態を晒さず完登。

んで、次はコヤツ(ミキ助)の始末だ!
私のハーネスを貸してガイド氏のロープワークで降ろしてもらっていた。
どぉ?降りる方が怖いでそ?

滝の上はナメが続く。水が作り出した芸術のような幻想的な岩肌。その上をきらきらと光り輝きながら滑り落ちる水。その流れに分け入ると、足元から水が這い上がってくる。ナメの上を滑る水は流速があるんだねー。心地良い水の抵抗を感じながら、3人が思い思いのルートで歩みを進める。

ナメの釜は沈み石がないのでエグレの大きいポイントにサカナがつく。
ここは左岸、右岸、手前にエグレが発達した良淵。

私とK海さんが並んで手前から両脇を攻める。
ふと気付くと、左岸の奥へラインを飛ばしていたK海さんのロッドが大きくしなっている!
エゴに潜られたが、ロッドを寝かして絞っていると根負けしたイワナが浮いてきた。
こいつはでかいぞ。

んで、この構図。

フライマンとしてありえないっ!(喜)


逃げられないよう強く握りしめてるもんだから
肛門から腸が飛び出そうだよ〜。

両手でやさしく支えてください!と指導して写したのがコレ→

野性味あふれる面構え。
コイツの腹には、なんと、沢ネズミが入っていたのだ。
次回はネズミのフライも巻かないといかんな。

ロッドと並べるとスケールがわかっていいんですよ。覚えてね。
しっかしでかいねー。ガイド氏の計測によると35.5pだって。

小さな流れ込みを辿るとそこは一面のワサビ。

最高のロケーションで自己最長のイワナを釣ってK海さんも大満足。で、釣りはほどほどにして山菜採りに精を出す。

期待していたキノコはなかなか見つからない。

6月27日(金)

2日目

釣ったイワナは米と一緒に炊き込む。

身をほぐして混ぜ込み、ヨブスマソウを散らしたイワナ汁と一緒にいただく。美味いでぇ〜。

ゆっくりと岸に引きずり出し、両手で押さえるK海さん。

「うひゃ〜、余裕で尺越えてるじゃん。写真撮りましょう」と私が声をかける。
が、いつもカメラを持たないK海さん、勝手がわからないみたい・・・。

次は寝かして撮影。暴れてなかなか撮れないよね。
そしたらK海さん、「シメちゃいましょう」

いやいや、それじゃ生命感なくなっちゃうでしょー!(汗)

根っこ数本と、おひたし用に細い茎を摘む。

マンネンタケ
きれいなキノコだが薬用。

ナラタケ
いいダシが出るんだけどねー。
これ1本だけしか見つけられなかった。

ヌメリスギタケモドキ
これは良品だ。汁の身にしよう。

テン場が近づいたので再びロッドを振る。8寸級がパカパカ釣れ数匹キープ。

2日目のテン場もフラットで快適。
ただ、流木が少なく薪が少ししか集められなかった。

K海さんに焚き火番をやってもらったのだが、細い木が少なく、しかも湿っているためかなり苦戦。中太の薪に火がまわるまでが大変なのだ。

焚き火の火が大きくなったので晩ご飯。

K海さんの釣った尺イワナは刺身に。採れたてワサビも抜群にうまい!

モツ(レバー、胃袋、卵巣)炒めはガーリック風味に。

←この写真じゃなんだかわからないよね。これ、イワナのホイル焼き。
腹に味噌とシャクを詰め、フキの葉で包んでから焼いてます。
香りのある山菜を一緒に詰めるのがポイントですな。うまいぞ〜。

今日のイワナ汁はキノコ入りなのだ。

バター風味の皮ソテー。ばかウマー!(喜)

イワナを食べ尽くして満腹だぁ。これで山菜が豊富だったら完璧な山ご飯だったな。ごちそうさまー。

2日目が終わったところで今回投入したギアのインプレをば。

秀山荘 スーパープロV

これを選んだのは正解だったねー。初日はアプローチ&遡行でかなりの距離を歩いたけど、ストレスを感じなかったよん。ソールが硬めなので、不安定な地面から衝撃を受けても安定してるし、足首でしっかりホールドできるから中で足が動くこともない。だから、指先が詰まったり靴擦れもできなかった。
疲れが少なかったのはインソールの効果もあるのかな?インソールを敷いてると確かに足裏で岩を掴む感覚は薄れるけど、数時間で慣れちゃいましたー。

ジンティック ポケットスリッパ

ロールアップする携帯用スリッパだからソールの硬さに不安があったんだけど、及第点をつけれるかな。石がゴロゴロしてるテン場周りを歩いても特に問題なかったっす。ても、フィット感は甘いね。長さがカパカパなんでかかとが浮いて脱げそうになったよん。私のような幅広の足には不向きだねぇ・・・。

K海さんとも焚き火にあたりながらギア談義。
彼はステルスソールのフリクションが不満のようだ。
ヌメリのある滝をいくつも登ったからね。
ま、明日も怪我しないようがんばりまひょ。

今日も行動中は雨に降られなかった。梅雨の最中なのに超ラッキー!
初日は水量豊かだが穏やかで開放感のある遡行。2日目の今日は滝やナメの渓谷美を味わい尽くした遡行。明日はどんな景色が待っているのだろうか?・・・期待と心地良い疲労感に包まれ眠りに落ちた。

3日目につづく