山菜ツアー'07


6月2日(土)−3日(日)


極上の山ウドを次々に掘り出す師範
口が耳まで裂けそうな極悪人の笑顔ですな





恒例行事となりつつある奥只見山菜ツアー。今年は師範・ナガイモ・Rockyさん・K海さんと泊まりで突入なのだ!

この山行はイワナよりも山菜が目的である。しかも今回は泊まりで食い倒れのプラン。
テントやシュラフ以外にクッカーやフライパンなどの調理器具や酒をたらふく背負い、さらに
アイゼンやザイルも詰め込みザックはパンパンなのである。

ザックが枝に引っかかってアプローチから難儀しているナガイモ(写真右)


今年は予想以上に雪どけが早い。

去年はスノーブリッジになっていた区間も雪が消えていた。


林道も雪に覆われたところが少なく拍子抜けだぁ。
ま、この荷で去年くらいの残雪だったらやばかったかもしれないけど・・・。

K海さんは往年の名品ケルティのフレーム・パックを愛用してます。
クラシックスタイルでかっこいいけど、かさばりますねー。車に押し込むのが大変でしたよ(喜)


重たい荷を背負ってますが、雪がないのですいすい歩けます。がっ、雪渓越えをしないと冒険心が満たされませんなぁ・・・。

2時間30分ほど歩くとようやく林道を塞ぐ雪渓が現れた。
アイゼンを装着してルートファインディング。
今年は雪がゆるいので、踏み抜きに気をつけて横断した。

ザックを腰で背負ってショルダーをゆるゆるにしているナガイモ(右)
足を踏み出したときにザックが大きく揺れて、見てるこっちが怖かった。
難所ではショルダー締めて荷を背中に寄せようぜぃ。


今年は雪が消えていたせいか先行者も多く、テン場候補地がことごとくふさがっていた。4時間ほど歩いてようやく適地を見つけて設営。

ニューテント Bunker1

これだけ小さいシングルウォールですから結露はしますねー。透湿性もゴアより劣ると思います。
高さ(86cm)はテント中でシュラフとか畳んでも気になりませんでしたが、全長と幅はかなりギリギリ。私の身長(174cm)でもシュラフの頭か足が壁に触れそうだし、ザックやその中身、そしてシューズをテント内に収納すると、もうキツキツです。元々が高地・極地用に設計されたテントなので、沢で使うにはコンパクトすぎるかな。でも、極太のポールをザックの外に括れば本体はかなり小さく収納できるし、ミニマムウェイトも1.5kだから山行には重宝しそう。


師範&ナガイモコンビはツェルトを多用しますね。
「ザックはどーすんの?」って聞いたら、外に転がしても平気なように、二人とも防水ザックにしたんだって。

Rockyさんはアライテントの「エアライズ」
K海さんはスノーピークの「ランドブリーズ」
雨の多い日本ではダブルウォールの方が使い勝手が良いかもね。


渓流シューズも新調したので使用感を。
キャラバンのニューモデル柳又を購入してみました。軽量モデルなのでペラペラです。すなわち、あまり水を吸わないので、シューズを履き替えて歩くような釣り場では、帰り道はかなり軽く感じるでしょう。デメリットは足首周りにパッドがなく、体重移動の負荷はつま先にかかります。バランスを崩したときも足首で支えにくいので、重たい荷を背負って遡行するのにはむかないんじゃないかなぁ。

新春に丹沢表尾根を歩き膝痛が再発したので今回はサポーターを使ってみました。こちらは想像以上に膝のブレを押さえてくれ、痛みは生じませんでした(喜)


コイツはラフマのポンチョ。ちょっと変わっているのはグロメットが四隅とセンターの計8カ所についてて、小型タープとして使うことができます。重量は200g。これがあれば、まずザックカバーを装備から外せます。タープとしてシングルウォールのテントと併用すれば前室のスペースを確保することができて、雨の日の調理や荷物置き場として重宝するでしょう。さらに、レインウェアを装備から外せれば一石三鳥なんでしょうが、さすがに荒天の場合を考えるとそこまでの勇気が・・・夏場の山行なら大丈夫かな?
レインウェアってかさばる装備だから、外すことができたらザックの容量にかなり余裕ができるんだけどね。


テントを設営したら重たい荷物を置いて山菜採りに専念するのだ。なにしろ調味料はふんだんに用意してきたが、山菜が採れなかったら食うものがないのだ!(汗)

辺り一面が山菜畑。
しかーし、今年は伸び気味で新芽はちょっと探さないと、ね。

コゴミは雪が消えて間もない沢筋で摘んだ。


コシアブラ・ハンターの管理人は遠目からでも見逃さないぞ(喜)


枝がよくしなるので、数人で取りついて新芽を間引くのだ。


ウルイとヨブスマソウ。両方ともおひたしが美味い。


ヨブスマソウの茎は中空だが肉厚なので、茎をある程度茹でてから葉を鍋に入れるのがコツですな。


山菜の宝庫でいろんなモノが採れるが、なんといってもウドが一番美味い!


斜面に生えてるヤツを掘り、その場で皮を剥いて味噌につけてかぶりつく。
ここのウドはフルーティな香りが最高でっす(喜)

師範はキジ撃ち用スコップで掘ってるよ。キタネ〜!
香ばしい香りがしたかな?(爆)


さらにミズ、フキノトウ、トリアシショウマ、ヤマソテツ、赤コゴミなどを収穫。そして、釣りも少々。

雪シロで濁りまくってるので遡行もできず、澱みや巻き返しといったポイントの拾い釣り。

フライのナガイモは玉砕。ルアーの師範とテンカラのRockyさんが貴重なタンパク質をゲット!(喜)
え?私?・・・荷を減らすため釣り道具は持ってきてましぇーん。


テン場に戻って各々気ままに調理開始。

せわしなく非接触温度計を使いながら天ぷらを揚げるナガイモ。
薄いクッカーで油の温度を調整するのって大変なんだよね。
カラッと揚がって美味かったっす(喜)


次々と出来上がる山菜料理。

コゴミはごま和えでいただきました。
ウドは葉を天ぷら、皮はきんぴらに。
身は湯がいたフキノトウと一緒に酢みそ和えに。
苦みのある山菜は酢みそが合いますねー。


採った山菜を次々とおひたしに。これが一番そのものの味がわかるからね。
その間にもチャンプルーやフキみそ、ミズのわさび和えなどが次々と皿にのってまわってくるのだ。なんつー贅沢だろう(喜)
コシアブラは醤油・みりん・砂糖・酒で煮詰め、薄味で炊き込んだご飯に散らしてみた。
イワナはカルパッチョに。骨や頭はヅケにしてから翌朝唐揚げでいただきました。

闇が広がってきたころには酒のペースもあがってきた。


あれだけあったアルコールが翌朝には空になってたもんね。


師範は野外料理でも師範級の腕前なのだ。お待ちかねの鍋は味噌風味と醤油風味の二種類だ。

味噌風味の鍋には野趣あふれるシシ肉入り。

実はコレ、Rockyさんが丹沢で仕留めた獲物なのだ。(写真右)
獣肉は固くなるから、湯がいてから冷凍するのがキモなんだって。
柔らかくてプルプルで美味しくいただきました。合掌!


2日目

ダラダラと起きてダラダラと飲み食いする朝。昨日の残りの鍋が抜群に美味い。まったりとした時間を満喫してから、おみやげ用の山菜採りへ。
ウド掘りでは1のRockyさんに先行され、前日に目をつけていたポイントはゴッソリやられてしまったよん。で、かなり足場の悪い斜面にとりついてなんとかおみやげ分をゲット。私は他にヨブスマソウとコゴミを採取した。でもねー、泊まりだとただでさえザックがパンパンでしょ。例年に比べて持ち帰りの量は半減どころか70パーセント減って感じだなー。

みんなもザックの外に括りつけてました。

ここのウドをたいそう気に入ったナガイモ(写真右)はザックの上蓋に固定。ところが・・・。
車に戻ったときには消えてました(喜)

本人曰く「今年一番ショックな出来事」と言って大の字になっていたのが、私にとっては最大の収穫でなんとも和ませてもらいました!(喜)


春の山の恵みを味わい尽くし、至福のグルメツアーとなりました。次回はキノコで泊まりを打とうね。






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