東西戦05

9月17日(土)

飛騨の渓でオフ会



今年も東西戦だ。6人の猛者?が飛騨に集結しました。


のほーき  名古屋在住のフライマン  身長50センチ

学生時代に北アで小屋番をした経歴を持つ。が、バリバリの山屋ではなく単なる奇人の部類。
海外放浪中に学んだキャスティングはなかなかのもの。愛竿はSAGE SLT
Leeman  岐阜から参戦のフライマン  下戸なのに常時酩酊状態

見かけによらず手先が器用で素晴らしいランディングネットやバンブーロッドを作る。しかーし、性根はズボラで実釣では禁じ手のオンパレード。今回もやってはいけないこと全てを実践していた。愛竿はSCOTT Gシリーズ
コバ  横浜在住の漁師  餌・テンカラ・ルアー・手づかみ・・・なんでもアリの人

去年は34センチのアマゴを強奪。今年はさらなるサイズアップを狙って参戦。欲の皮がつっぱりまくって最近人相が変わってきた。目印を追う目つきは殺人者のそれ。
ミキ  住所不定のルアーマン  世捨て人なのに強欲  5分間話すと「尺」という言葉を10回発する

自室でテントを張り、キャストの練習もするアブノーマルな男。自作ミノーは抜群に泳ぐ。
渓に入ると野人化し、たまに人間の言葉を忘れる。
師範  横浜から参戦したウェットフライの使い手  自称テコンドー3段  でも弱そう

熊に遭遇したとき仲間を見捨てて我先に逃走した前科を持つ。沢登りもこなす源流フライマン。遡行の実力はメンバー中bPだろう。沢で操るウェットの腕前やいかに?!愛竿はSAGE SLT
BOSS@管理人

初めて会ったとき「ヤバイ!」と思った連中ばかりが集まった・・・(汗)
正直早く帰りたい。


東組は4:00に現地に到着。仮眠を貪る西の二人をたたき起こすなり地図をひろげて「尺ポイントは?」「尺が群れてる沢は?」「尺が差す沢ってどれ?」「尺・尺・尺」・・・恐ろしく下品な釣り人集団です。この面々で協議した結果、二組に分かれることになりました。

ダム差し狙いコース

ダム差しの超大物を狙える本流を選択したのは・・・やはりコバ&ミキの強欲コンビ。
ヤツらは「とにかくでっかいのが釣りたい」みたい。私のように「美しい一匹が釣れれば満足」とは対極の釣り人ですねぇ・・・きっと育ちが違うんでしょうな(喜)

ウェットを操る師範にも水量豊富な本流を勧めたんだけど「沢のほうがいいっす」だって。山岳渓流でどーやって釣るのか楽しみだあ。


ヤマトイワナ狙いコース


のほーき・Leeman・師範・BOSSの四人は深〜い谿に下降(標高差400m)してヤマトイワナを狙うコースを選択。まずは標高1600mの車止へ。

いざ出発! 林道へGO!

車を白樺林に停めて釣り支度・・・んん?・・・お〜い、みんなザックは?
のほーき・Leemanさんはチェストバック+ウェストバックを装着。
師範もスゲー小さいザック(15リットル?)だよ。

私のザックの中身はザイル・ガチャ物・救急セット・非常食・コッヘル・ストーブなどなど共同装備ばかり・・・そりゃねーだろ!


下降点

じゃ、そろそろ降りますかのぅ。踏み跡もなーんもナイのでテキトーに下降を始める。

ここで師範がタマゴ茸を発見! かなり美味いらしい。
師範は最近キノコに目覚めたようだが、まだまだ判別には自信がないんだって。そこで、絶対に間違えないキノコだけを狙っているそうな・・・松茸と舞茸だけ(爆)


猛烈なヤブ漕ぎ


最初は熊笹を掻き分けて下降するんだけど、笹を踏むと滑るんだよねぇ。
鉈を持ってくれば良かったっす。


涸沢発見!

笹藪が割れてパラダイスまでの道が現れました。
これでルートファインディングの手間も笹を掻き分ける労力も省けるぞ。

でもね、足元の石は苔に覆われ、これまた滑るのよ〜(汗)


下から見上げると傾斜はこんな感じ


最後尾の師範が腕組みをして目を光らせてます。三人の力量を見極めてるんでしょうか?
なんだか怖いんですけど・・・。

実は熊が怖くて我々を先に行かしてたんじゃないの?(疑)


ガレ沢


下降開始から1時間・・・涸沢がガレてきました。
岩が浮いててグラグラっす。落石が怖いよ〜。


谷底だ!

下降開始から2時間、ようやく谷底の流れが見えたぞ〜。
傾斜はますますキツくなってきたなぁ・・・ま、行けるとこまで下降してみっか。行き詰まったら左の林に逃げて懸垂だーね。

それよりも気になるのが水の落ちる音。大きな滝がありそーだ。下流だったらいいけど・・・。


ほな行くでぇ


私がトップで下降しました。
着地成功


最後はスタンスがしっかりしてて助かった。
安堵感に浸る


行動開始から2時間30分のエントリー。


着地点の目の前に・・・滝だあ

目標よりも上流へ降りちまった。
私は竿を継がずにF1のルート工作。

その隙にのほーきさんが釜でヒット!
いきなり28.5センチだよ。さい先良いぞ〜(喜)


う〜ん、渋い・・・F1の上は反応がイマイチ。前に入ったときはイレ喰いだったのになぁ・・・そしてF2へ。

最大の難所

30m直瀑のF2は両岸が切り立ってます(汗)
右岸に巻きを求めていると、のほーきさんが「今度は私がトップをやります」・・・元山屋の血が騒いだのでしょうか?
いつ転がり落ちてもいいようにカメラを構えてましたが無事クリア!
師範から「そーじゃなくて、いつ転がり落ちてもいいように確保でしょ」と怒られてしまいました(反省)


のほーきさんが垂らしてくれたロープの支点はなんじゃろ?・・・ペンペン草にしっかり結ぶとか言ってたような(汗)
実際に取りついてみると高度があるので緊張したっす。三人はロープを補助にF2を乗越しました。のほーきさん、アリガト。


F2の上は良く釣れました(喜)

Leemanさん

白いパラシュート#10で連発!

「尺だ!」と確信した獲物は・・・スレ掛かりの9寸だった(喜)


のほーきさん

黒いパラシュート#11で連発!

キャスティングが上手いから、ミドルレンジで勝負してましたね。
当然サカナは良く出ます。


師範

シルバーサルタンで連発!(シブイ)

アップキャストでどーやってアタリをとってるんじゃろ?
本人曰く「ラインの動きでわかる」だって。テンカラ竿に比べるとフライロッドは短いから、流しながら操作するのが難しそう。
オンリーワンのスタイルを貫くなんざカッコイイっすよね。


BOSS@管理人

私は・・・空振り連発!(恥)

ヤマメばっか釣ってるから、イワナの渓ではいつもタイミングが合わず苦労するのよ〜。
天を仰いでばかり・・・でも後半は帳尻をあわせ9寸もゲットしましたぜ。


飛騨ヤマト

褐色の肌に橙の着色斑点、背は無班。
この沢のヤマトはかなりくすんだ色をしている。川底に馴染む色なんでしょうね。


5時間釣り上がって脱渓の時刻12:30だ。
過去に比べると数は伸びなかったなあ・・・でも、四人で順番に釣り上がって50匹以上ならまずまずか?

脱渓・・・

今度は400mの登りだ(苦) 人数も多いので落石の怖いガレは避けて森に退路を求める。師範はピンソールを装着してスイスイ登ってました。こんなときに抜群の威力を発揮するアイテムです。(私は車中に忘れた)

Leemanさんは・・・抜群にダメな装備、つーか、山をナメてます(喜)
Gパンでこの谿に突入してますから(爆)


ここからは写真なんぞ撮ってる余裕はありましぇーん。立木や根を手掛かりにひ〜ひ〜言いながら登りました。

勾配が緩むと・・・熊笹の群生

ここからはレッドゾーンを振り切りネジが飛んでしまったLeemanさんが先頭を努めました。狂ったように笹を掻き分けてズンズン進んでましたね(壊れたか?)。
林床の植生が変わったところがピークだ。地図と方位を確認して林道を探す。また藪漕ぎの嵐・・・。


やがてLeemanさんの雄叫びが・・・遂に林道に飛び出したぞ!(喜) ここから車まで30分。もう一踏ん張りだ。


テン場へ
強欲コンビが珍しく先に到着してました。恐る恐る釣果を尋ねてみると・・・うひゃひゃひゃ、コバさんは最大8寸、ミキさんは6寸だって(喜)



初日の成績

のほーき Leeman コバ ミキ 師範 BOSS
22 15 20 6 10 12

のほーきさんが数・型ともにトップでした。



テン場

駐車スペースの奥に絶好のテン場がありました。

今回注目のテントは師範の所有するゴアライトX(右写真の真ん中)だ。
1〜2人用で1180gと驚きの軽さ。国産テントだけあって防水性能も高そうです。




焼き物や鍋をがっつきながら、今日の釣行ネタで盛り上がります。
師範は料理にもこだわりがあるようで、彼のつくった鶏肉と根菜の鍋は絶品でした。

テン場が河原ではないので焚き火は自粛した。で、ヘッドライトを灯して飲み食いしたんだけど・・・Leemanさんだけ持ってないんだな。山に入るなら必需品だと思うけど。
山をナメてます(喜)


徹夜あけの疲労に酒が加わり目も虚ろ・・・なのに、異様にテンションが高い面々・・・深山幽谷の静かな野営も良いが、大勢でワイワイとはしゃぐ野営も楽しいですね。

明日も早くから行動するので、9:00頃にテントへ潜り込むと即座に気絶・・・二日目のレポへ続くのだ。





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