尺抜隊遠征記

初日/6月24日(金)

今年もイワナの楽園へ



源流で尺を撃墜することを目標に結成された尺抜隊
隊のキャラクターは腹黒いイタチ
カモノハシさんがイメージモデルなのだ(喜)
イラストはTomizo作




そのカモノハシさんが先週ツアーで「イワナの楽園」上流部に尾根越えで入渓した。この私も一緒に参加する予定だったのだが、社会的常識が欠落している私でさえぶっちぎることが困難な業務をクライアント様から授かり、くらくらしながらキャンセルしたのである。
そして、ツアーの最終日・・・カモノハシさんの携帯にコールしてみると「10番のカディスでビシバシ!山菜豊富!ネマガリダケ激ウマ!」と笑いを噛み殺しながら語るではあーりませんか。きぃぃ〜(悔)


この情報を聞いて奮い立った隊員がコバ・ミキ・ワンダーと私の四人。木曜の夜に出発して日の出を待たずに山へ踏み込み一泊目のテン場をできるだけ奥にするといった体力勝負の釣行計画をたてました。

ところが

コバ隊員から「カノジョが噴火しましたぁ。金曜出発じゃないと無理っす」というTELが・・・。

「この腰抜けっ!」
「女の数と尺の数、どっちが少ないか考えてみろ!」
「ちょうどいい機会だから別れなさい」


など滅茶苦茶な罵声が飛び交います。
「金曜は出社するとウソついて家を出るから8:00なら出発可能です。見捨てないでください。」と懇願するので、不満ながらも計画を変更した。

で、金曜の朝・・・コバ隊員の自宅近くでカメラを手に待ち構えます。スーツ姿にパソコンを抱え、50リットルのザックを背負った姿をネタにするために(喜)
なのに、山に行く格好で現れたじゃないの。「カノジョが寝てる間に脱出してきました」だって・・・つまんねーよ(怒)

結局現地に到着したのは14:00。重〜い荷を背負って林道を歩き始めます。

ミキ隊員は新兵器の高機能タイツを装着。ワコールのCW-Xではなくノースの
BIOTEXを購入したようだ。

「俺って足の線がキレイだよな」「凄いよ、足か勝手に前に出るよ」と自画自賛。
快調なペースで歩いていたものの、心臓破りの急坂にさしかかると・・・。


ミキ&ワンダー隊員が一気にバテる。これだけ重いザックを背負って歩くのは初めてなのに、とにかくよくしゃべるのよ。

「あぢ〜」「もうダメ」
「コンビニまでひとっ走りして『ガリガリ君』買ってきてくれ」

「おい、スゲー獣臭くないか?熊か?」
「悪い悪い、いま屁が出たんだ」


「しゃべってないで歩け!」(BOSS)

急坂の頂に15分も遅れて到着したミキ&ワンダー隊員。
ここからテン場まで3時間かかるけど大丈夫かいな?

ところが心配をよそにこの後は快調なペースで二人とも歩いた。登りに弱いんだね。

林道には雪渓の残骸があって驚いた。今年は本当に雪が多かったからなあ。


18:00、やっとこ入渓点に到着。

ここは一人づつロープで下降。早く水に入りたくて焦れる隊員たち。


下に降りるなり竿を継ぐルアーコンビ。
ちょい先のテン場まで釣りながら歩くことにした。

で一投目・・・ルアーの後を3匹の魚がついてくる。でもチェイスしないぞ???


10回くらいバラシてようやく釣った初モノ。
ミキ隊員曰く「ルアーを食うのがとにかくヘタ」「どーしていいかわからないでオロオロしてる感じ」
「活性が低いのかな?」

そう言ってる目の前でパシャッとライズ。活性高いんじゃないの?
やはりこの渓はフライが最強かな・・・思わず頬が緩んでしまいます(喜)
今回こそギャフンと言わしたるけんね。


私は余裕をぶっこいて初日は竿を出しませんでした。

薪拾いをして焚き火の準備。闇が押し寄せてきたころ三人が戻ってきた。

飯盒で米を炊いてイワナの刺身と缶詰でかきこんだ。うむ、飯盒のご飯はうまいっ!

疲れもあるのだろうか・・・焚き火を中心にまったりとした時間が流れていく。


明朝は3:30起床。今回の釣行のメインとなる一日だ。各々がテントに潜り込んでまどろんでいった。

二日目につづく





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