春宵一刻値千金

4月19日(火)

丹沢に春が訪れました





実に三週間ぶりの休日・・・心身ともにボロボロで正直ゆっくり休もうかと思ったが、目覚ましを1:30にセットしてみるとシャキーン!と起きられちゃうから不思議だよなぁ・・・心が森林浴を欲しているのだろう、と勝手に解釈して釣り支度。丹沢には4:00前に到着した。

久々の山歩き・・・今日は元気の出る軽快な音、ホーンが絡んだ音がBGMに欲しい。で、i-Podで
セレクトしたのがソニー・クラークの「クール・ストラッティン」
このハード・バップの名盤を聴きながら歩いていると、4ビートにあわせて足が進むのなんの・・・。
暗闇の山中で頭を揺すりながら歩くノリノリのハイカー・・・はたから見たら怖いだろーな(喜)

5:00になると空が明るくなってきた。すると鳥たちの合唱が一斉にはじまる。冬は平野部に下りていた鳥もいつの間にか戻ってきたようだ。山もすっかり新芽が吹いて春色に染まり、花や草の香りが立ちのぼる。そして心地よく響く清流の音。ここからはイヤホンを外してゆっくりと歩いた。どんなに良い音楽でも自然の奏でる音にはかなわないのだ。


2時間ほど林道を歩いてから、さらに廃道を進む。
入渓点に着いたのは6:20。ここで着替えをして朝食の支度。
今朝のメニューはフリーズドライのリゾット。最近の携帯食はなかなか美味いのだが、ちょこっと手を加えるだけでグッと味が引き立ちます。
パルメザンチーズとブラックペッパーを加えたリゾットは「美味しゅうございました」


7:00遡行開始、水量は平水(やや少なめかな?)、水温未計測

まだ虫は飛んでいない。でも魚はヒラキに定位してました。

数投目で18センチをゲット!・・・今日は活性高いかも(喜)


ところが後が続かない・・・仲間からの報告だと「8時頃から一気に活性が高くなる」とのことでしたが、9時を過ぎてもポツポツ程度。しかも遊んでくれるのはチビばかりなんだよなぁ。

過去に何度も良型を手にしている勝負ポイントのひとつ。

手前から小刻みに流して3匹を釣ったが全て20センチ以下。
最後に奥(落ち込み)を叩くと慌ててフライを追うヤマメ(良型)をロックオン!
フライがパッと消えたので瞬間にアワセをいれます。が、これじゃあ早いんだよねぇ・・・。こういう出方をするときは魚が頭をクルッと回したときにアワセないとなかなかフッキングしない。
魚が追うところから見えると興奮するけど、実は早アワセで空振りが多い。


次の勝負ポイントは10匹以上のヤマメが溜まっていた。淵尻にはチビがちょこまか動きまわってライズしています。良型は流れ出しに2匹。やはり効率よく餌食できるポイントには大きい魚が着きますね。こいつらは表層直下で頭を左右に振って捕食しています。
手前のチビを全て撃墜するのは無理なので、一気に本命を狙い撃ち。一回のフォルスキャストでフライを投じます。同時にチビが走りますが、パラシュート#16はピタッと狙い通り本命の目の前に落ちた。なのに、一瞬追っただけでUターンしてしまいました。なんで?

本命が元の位置に戻ったのでフライをフローティングニンフにチェンジしてもう一度挑みます。すると今度はためらいなく水面を割りました。25センチの美形。

ストマックをとって見ると、オニチョロ、カディスラーバ、カゲロウのニンフ。アダルトは一つも入っていませんでした。


ようやく満足のいく美形ヤマメが釣れたのでここで小休止、コーヒーブレイク。

河畔には春の訪れを告げる花々が咲いてました。


今日はここから一気に活性があがった。ポイントというポイントから反応が返ってくるのだ(喜)
でもね、ヒラキに出てる魚が多く、ここはゆっくりフライが流れるでしょ?・・・チビは争うように襲いかかるんだけど、良型はぢーっと凝視するから困ったもんです。スーと近づいて直前でピタッと止まったり、Uターンすると見せかけていきなり反転して口にするヤツもいれば、フライの後ろをいつまでもついていくヤツとか・・・さすがに手強い。「こんな不細工な虫は食わんからね」と言ってUターンするのだ(涙)
こいつらは瀬に入らないと釣れないだろーなぁ・・・。

12:00納竿。数は獲れたけど8寸級は2匹だけでした。

ちょっと早いけど、今日は山菜も採りたいからねー。


荷物をデポしたところに戻って着替えてから山菜を探しながらの下山。

何年も通っているとタラの芽のありかもインプットされているのだ(喜)
1本目:若木だが摘み頃の芽が吹いている。
2本目:遅かった。2番芽が蕾の状態だ。
3本目:ここは期待してたのに枯れていた。なにも枯れるまで摘むことないのになぁ・・・(悲)
4本目:ここは競争率高いのに今年は手つかずだった。食べ頃の芽を頂戴した。


コゴミも今が摘み頃。
タラの木が枯れていたのを見た直後だったので、一株から3本づつしか摘まないようにした。

コゴミの天ぷらは息子たちの大好物なんで奪い合って食べてましたね。
GWのキャンプは山菜の豊富な山に行くことにしようかな。


春の優しい日射し、新緑で覆われた山なみ、可憐な花々、鳥たちのさえずり、威勢良く飛び出すヤマメ、山の滋味を堪能できる山菜、春の優しさ・楽しさを満喫した一日でした。



JAZZ DISC REVIEW

Sonny Clark / Cool Struttin'

スリット入りのタイト・スカートでマンハッタンを闊歩している女性の足元をアップにしたジャケットもカッコいいが、演奏もファンキーなのに哀愁が漂い最高にカッコいい。中でもマクリーンのサックスが熱く素晴らしい。対してファーマーのウォームで知的なトランペットもコントラストが効いている。それらを都会的なセンスにまとめているのはクラークの才能だろう。さらにリズム・セクションが当代きってのポール・チェンバースとフィーリー・ジョー・ジョーンズ。日本のジャズ喫茶史上最も多くかけられたと言われている名盤。これも必聴ですぞ。






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