いわし雲

10月7日(木)

ラストチャンス?




三日間で丹沢には160ミリの雨が降りました。もー行くしかありません。平日だというのにコバさん、ミキさんも出撃。大物師二人が参戦すると「私だけが釣れない」というジンクス(腕かね?)が定着しつつあるので「今日こそは!」と意気込んで出発しました。

1時間ほど歩いて馬印(昔炭焼きが馬の印をつけた炭俵を出した拠点)をすぎてコバさんと分かれてから一人で林道を歩いていると・・・異様に獣臭い・・・熊!?・・・慌ててホイッスルを吹きまくりました。結局何も出て来ませんでした(ぬた場でもあったのかな?)が、スゲー緊張したっす(汗)
今年は各地で熊の出没が報告されてますが、ここ丹沢も例外ではなく二週ほど前に釣り人が遭遇したそうです。みなさん注意しましょうね。

入渓は5:50。

水はたっぷり。というか、太すぎ・・・。
水温は未計測。今朝の冷え方だと水温もけっこう低下しただろう。
虫はミッジすらも飛んでいない。こうなるとドライフライでは厳しいです。よねぇ?・・・


いつも丹沢ではゲーターで快調に遡行しているのだが、今日はウェーダーで正解。股まで浸かる渡渉を何度も余儀なくされた。流速の遅いところに狙いを絞って丁寧に流すものの反応はない。やはり水が多すぎるのか?

ヨダレもののポイントが続きますが魚信はナッシング!


一時間釣り上がって反応どころか走る魚の姿さえありません(悲)


落ち込みの脇に巻き返しのゆるーい流れ。その中には岩もあります。

手前の流れが速いのでリーダー・ティペットを20fにセット。メンディングを小刻みにしてフライを送り込みます。

すると、ポコッと魚が出ました。ちいさいイワナです。
いや、イワナというよりイワシのような大きさだ(悲)


巻き返しや澱みだとイワナしか出ませんねー。で、ここで脱渓。今日こそヤマメの良型が釣りたいのだ。なぜなら、この一年を振り返ってみたら、丹沢ヤマメは25センチが最大なのよー。正直あんまりサイズにこだわりはないんだけど、せめて9寸くらいは釣っておきたいっす。

林道によじ登り、上流で刺さる沢へ移動。
雨が止んで二日目なのに、林道にはまだ水が流れていました。


空が明るくなってきたので見上げると、そこには・・・イワシ雲。
空にもバカにされてるのかね?


30分ほど歩いて枝沢へ入渓。


このくらいの水量ならフライでも勝負になるだろう。


水量はぐっと落ちますが落差があっていい渓相です。
ただ、狭いところを流れ落ちていくので、今日の水勢だとちょっと流れが早くて難しいですね。

活性も上がらず、たまーに釣れるのはイワシサイズばかり(涙)
1匹だけ21センチが釣れました(右)


見惚れるようなポイントが連続しますが、定位する魚は見あたりません。

フローティングニンフのハックルを刈り込み沈め気味に流してみますが、これを追う魚もいません。


やがて、ヒラキの長ーいポイントが現れました。
水深、流速、沈石の大きさ、フライにうってつけのポイントです。

最初にカタを探りましたが無反応。徐々に奥から流していき、次は左の岩にぶつかる筋へフライを投じます。
パラシュートがゆっくり岩に向かって流れていくと、急に視界から消えました。
飛沫があがらなかったので半信半疑でアワセを入れると・・・のったぞ!


久々の重たい手応え。ウヒョ〜! 遠目で見てもグッドサイズ。間違いなく25センチ以上はあるぞ(喜)。ワハハ! 流れが穏やかなので、慌てることもなく引き味を楽しみながら少しづつ寄せにかかります。ウッシシ!


ところが・・・ネットに納まったのは・・・イ・ワ・ナだよ。


なんだか喜びも半減です。ヤマメでこのサイズだったらなぁ・・・。

さらの先へ進むと流れは二分され、両方ともボサがキツくなってしまいました。

魚の活性も一向に上がる気配がないので時間は早いけどここで納竿、10:00。

来るのが一日早かった。って感じの水量でしたね。明日からは台風の影響でまた雨が降るみたい。水が引く前に大雨が降ったらしばらくはフライじゃ難しい状況が続くでしょう。このまま禁漁かなー(悲)


今日は掛けた数が5匹。期待度満点だっただけに惨敗といえる釣果です。こうなると気になるのが大物師二人の釣果。「でっかいのを掛けてもバラシますよーに!」と念を送りながら林道をとぼとぼ歩きました。12:00ゲート着・・・ん?こんなとこで寝てるヤツがいるぞ・・・これは脱力しまくったミキさんでした。話を聞くと、入渓していきなり大物を掛けた(この男は本当にヒキが強い)が、ルアーフックが伸ばされてバラシ!(うひゃひゃ)。先へ行くと頭ハネをされて脱渓。さらに奥へ行くもののそこにも先行者。でジ・エンド!2匹しか釣れないでフテ寝してたらしいっす(喜)
二人とも気合い十分で臨んだのに昼で帰ることになるとは・・・。あとはコバさん。彼は夕方暗くなる頃に帰ってきたそうです。ええ、彼だけは炸裂! うぬぬ・・・エサには絶好のコンディションだったみたい。
来年こそ「私だけが炸裂」なんてことがあるといいのですが・・・ねーよな(喜)




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