霧雨にけむる渓
5月3日(祭)
炸裂!だけど大物はバラシ
霧雨の中を歩いて上流へ。空が明るくなると森の若葉が瑞々しさを増し芳香が立ちのぼる。そーいえば今年は雨の中の釣りは初めてだ。
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目的の沢に到着。 今日は時計を忘れたので時間がわからない。6時頃だろうか? 水量は平水。入渓時の水温は9℃。霧雨のせいかハッチもない。 新しい足跡もハッキリついている。これは昨日のだろうか? う〜ん、状況は芳しくないかも・・・。 |
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ところが・・・最初から炸裂! 20センチ前後がバシバシ出ます。 |
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ハッチがないのに魚はヒラキに出て気ぜわしく動きまわってます。水面直下では餌の流下が多いのでしょうか?
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蜘蛛の巣が水滴をまとって輝いてました。 渓相は小さな淵と落ち込み・瀬が交互に現れ、頭上もそこそこ開けてます。 写真のポイントでは小さいながらもヤマメがうじゃうじゃ溜まってライズもパシャパシャ。 |
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ここでは25・24・22センチの3匹をヒット!(喜) で、前へ進むと数匹のヤマメが一斉に走った。まだまだいたのね。今日は大場所には必ず数匹のヤマメがついていました。普段はどこにいたの?と思うくらい魚影が濃かったです。 |
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この頃には霧雨から小雨になりレインウェアを羽織った。雨は魚たちの警戒心を薄めてくれるようで、今日は身を低くしてゆっくりアプローチすると3〜4メートルくらいの至近距離にポジションをとっても魚は逃げなかった。
レインウェアのカラーも光沢のないダークグリーン・・・こういったアースカラーも魚に警戒心を与えない要因かもしれません。昔は登山用のド派手な黄色(山では遭難したときに目立つよう派手な色ほど好ましい)を着用したことがあったが、二つ先の淵まで魚が走っていた(苦笑)。
魚はどの程度まで色を判別してるのでしょうか?・・・「フライの色を変えた途端にビシバシ!」なんて経験は誰しもあるはずです。
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ここも良型が溜まっていたポイント。 さすがに8寸クラスになると1匹釣った時点で警戒心が高くなり後が続きません。 そこで20分ほど場を静めて、フライも半沈パターンのフローティングニンフにチェンジ。一番大きなヤマメ(9寸級)に狙いを絞ってキャスト! フライはうまくレーンに乗ってゆっくりと鼻先に流れていきます。 |
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フライまで1センチというところまで浮き上がりながら注視するヤマメ・・・まさに頭上を通過しようとする瞬間、鼻先だけ出してフライを吸い込んだ。・・・ワンテンポ遅らせてロッドをビシッとたてるとグッと重い手応え!と、同時にパチンという音?・・・うう(涙)アワセ切れだ〜。
当のヤマメは腹を上向きにしてしばらくバシャバシャと暴れまわっている。それはもう岸に打ちあがるんじゃないかと思うほど激しく暴れていた。痛覚神経はないから痛いはずないんだけど・・・激怒してたのかなぁ???
| 春の日射しに輝く渓も美しいが、霧雨でけむる渓もなんとも麗しく美しいと思う。 |
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今日は昼食をとる時間も惜しいほど最初から最後まで反応が良かった。で、なかなか先に進めない。台風など大雨の後には同様の良い釣果を得ることもあるけど、それ以外でこんなに活性が高いのは初めてだ。ハッチが多い訳でもないし、いったい何故なんだろう・・・?
時計を忘れて時間がわからないので途中を飛ばして先を急ぐことにした。ずっと奥のポイントに「9寸越えがいる」という情報をKさんから聞いているのだ。
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核心ポイントの手前にも大場所があるので拾い釣り。 ここではなんと6連発! すっかり気を良くして噂のポイントへ到着。 まずはじっくり観察だ。 |
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いるっ!大きなパーマックを背負い、ピンクで縁取りされた大きな尾鰭が印象的な美しいヤマメだ。噂通りに9寸以上の大物だが、これまた噂通りに落ち着きなく動き回っている。同じ淵にいる他の魚を追い回しているのだ。まず一番手前にいる1匹を仕留め、数歩前に出て身構える。ヤツがヒラキに戻ってきた瞬間にキャストするのだ。1投目は右にズレたのですぐさまピックアップ。念のためフライもチェンジして2投目の機会を伺うが、相変わらず動き回って一カ所に定位しない。じっと我慢してその瞬間を待つ。そして再びヒラキに戻ってきたヤマメ。エルクをふわっと落とすといきなりトップスピードで突進!すかさずアワセ・・・よしっ、のったぞ(喜)・・・猛々しい突っ込みをいなして少しずつ寄せにかかる。「さすがにいい引きだなぁ」なんて独り言を言うほど余裕もあった。な、なのに・・・何故?・・・いきなり外れた。またまたバラシだよ(涙)
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空を見上げても太陽の位置がわからない。 川通しで戻り、林道に這い上がったときには安堵した。 林道(廃道)に捨てられ風化したレトロなバス。林業が盛んだったころの名残でしょうか? |
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本流沿いに戻ってきたころには雨も止み薄日が差してきた。太陽の位置からすると3時くらいか。う〜ん、もう少し釣る時間があったな。
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雨が止むと山の生き物たちが一斉に動き出したようだ。 ヤマカガシやトカゲが林道を横切る。 さらにはタヌキまでが呑気に私の前をトボトボ歩いている。 実に愛嬌のある後ろ姿だ(喜) |
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時間に余裕ができたので、道を逸れて山菜探し。まず二週前に小さかったウドの採取だ。が、先客が・・・というより獣に荒らされたような跡。イノシシだろうか? それならタラの芽だ。二番芽が摘み頃のはず。
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目を付けていたタラは一番芽が伸びきった状態で食べ頃を過ぎていた。山椒の新芽も一足遅かった。柔らかい葉を選んで摘めばいいのだが・・・。 ゼンマイは今が摘み頃。でも食べるまでが面倒なのでパス。 結局今日の収穫は沢で採ったイワタバコだけ。個性的な味覚(苦み)の山菜だ。 |
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今日は今年一番の釣果でした。でもこんな活性の高い日に大物を仕留められないようじゃダメだよなぁ・・・。