出遅れ

3月17日(水)

寝坊だよ



今日の最高気温の予報はなんと23℃、5月上旬の陽気です。前日の釣果がまずまずだったこともあり、連日の出撃を決意! 昨日多く飛んでいたクロカワゲラを模したダークカラーのカディスを5本ほど巻き、ザックに荷を詰めて準備も万端。どこの沢に入ろうか思案しながら眠りにつきました。1時間ほど仮眠をとって深夜出発の予定・・・。な、なのに、目が覚めたらな〜んと6:00だったのだ! 慌てて家を飛び出すもゲートに到着したのは8:30。驚いたことに16台も車が停まってます。どの沢へ入ろうか思案しながらトランクを開けて支度をしていると、立て続けに4台の車が到着・・・ダメだ!完全に出遅れた。もう2時間歩く気力が萎えてしまいました。反対側から尾根越えで上流域に入ることを考えたけど、車をまわすだけで1時間以上はかかる。う〜ん、しょうがない。アプローチの短い周辺の沢で遊ぶしかないなぁ・・・意気消沈して車で移動。ところが、どの沢の入口にも車が停まってるんです。昨日駐車したゲートも7台ギッシリ。丹沢は大混雑だ! 釣り師なんてみ〜んな考えることは一緒なんですねぇ。この様子だと、まとまって雨が降った後なんかもすっごい人出になりそうです。

今日は登山道の入口に駐車。ここもすでに6台が停まってますが、ハイカーらしき車ばかりだったので・・・しかし、他人の車の中を覗き込むのは車上荒らしのようで気が引けるよなあ(苦笑)

吊り橋を渡ると手摺に木の棒がたくさん立てかけてある。登山者の多さを物語ってますね。でも、これは気のきいた慣習だと思う。


入渓点の渓相

ここは丹沢の沢にしては水量もまずまずで渓相もGOOD。登山道も沿いアプローチも楽・・・となれば入渓者も当然多いので、あまり良い釣果をあげたことのない沢です。

入渓時9:30の水温は昨日同様に8.5℃。
先行者さえいなければかなり釣れそうな好条件ですが・・・どーでしょう?


今日も小さく黒いカワゲラが飛んでいます。狙いがあたってますます爆釣の予感・・・。

昨晩巻いた18番のカディス(アンダーウイングにナチュラルのCDC)を結び、ブッツケの岩の前に流していくと・・・出ました! 小さいけど1匹目のヤマメ。狙いどおりに釣れたときはいつも以上に嬉しいっす!(喜)


遡行していくとすぐに1基目の堰堤。
この沢の堰堤はどれも大きくて威圧感がある。堰堤下は竿を出さずに乗越すと、けっこう大きなバックウォーターがあります。盛期にはライズが起こるのかな?

今日はライズがなかったのでこれもパスして先を急ぎます。


落ち込みも適度で曲がりもあり、渓相はなかなかの好渓だ。
ここはいるだろ!ってポイントも多いのだが、反応は鈍く・・・いや、反応が無いのである。
新しい足跡がついていて、先行者を疑いながらの遡行。なんだか味気ないよな。


今日は確かに異常なほど暖かい。これは南風が吹き込んでいる影響だ。すなわち風が強い。ここまで強く吹かれるとキャストした瞬間、あらぬ方向にフライが運ばれてしまう。そこで風に負けないようホールをいれてラインスピードをあげてみたりするのだが、今度はラインが水面を叩いて魚を散らしてしまうのだ。

やがて写真のポイントへ。
遠目から目を凝らしますが魚影はナシ。で、いきなり奧にむけてキャストしようとした瞬間、足元の左(赤マルのところ)から魚が走りました。ぎえ〜、9寸はありそうなぶっとい魚体、今年見た中では一番の魚でした・・・(涙)
右がその部分の拡大写真・・・エゴにはなっていない。岩にビッタリ寄り添っていたのだろう。水深は10センチくらいのところでした。


大物は思いも寄らぬとこに着いてたりする。でも、こうして釣り人のプレッシャーをかわして成長してきたのだろう。それと、ここに魚がいたということは先行者の可能性は減ったかも? いくぶんダレ気味だったので、気合いを入れなおして遡行を続けました。

登山道は渓の右や左をいったりきたり。何本も木橋が架かってます。

ハイカーの足跡とは別に水辺にある無数の足跡。確かにここ数日の新しいものがあるが、岩にも登山道の階段にも濡れた足跡はありません。
でも、先行者がいないわりには反応が鈍すぎるなぁ・・・。


2基目の堰堤も登山道で越せるから楽チンです。

この辺りから少し谷が狭まり、風の影響を受けなくなった。
でも反応は相変わらず鈍い。というか、ほとんどない。


さらに3基目を越すが、状況は変わらない。
この沢は大場所も多いのだが、そのほとんどは砂に埋まっている。
つまり、渓相のわりに魚の着き場が少ないのである。
典型的な魚の残らない川だ。


ここも砂に埋まったポイント。底にもカタにも魚が着きそうな岩がない。
両サイドを探った後、落ち込みにフライを叩くと、白泡の下からフライを追う魚影を捕捉!
慌てずに遅アワセをするとフッキング。これも20センチに満たないチビヤマメだ!


この後もパッとしないので、もう一匹同サイズを釣ったところで納竿11:30。約2時間の遡行。かなり早いペースで叩きあがったので、大棚まであと800mくらいの地点でした。それにしても昨日に比べても冴えない釣果・・・魚が少ないのか?先行者がいたのか?なんとも評価しづらい渓ですね。ま、今日は寝坊した時点で負けだよな・・・。





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