静寂

3月3日(水)

解禁



待ちに待った解禁日は雪・・・2日経過した今日なら魚の活性も少しは上向いてるのでは?・・・な〜んて甘い考えでちょこっと様子見に行ってきました。今日は午前中だけの半休・・・でも早朝は釣れる気がしないのでゆっくり出発。8:00に車止めに到着すると私が一番乗りでした。

ええっ?!

ま、真っ白だよ・・・。

山はけっこう降ったんですねぇ。しかもカチコチに凍ってるんで怖い。
今日はアイゼンなんて持ってないので、ゆっくりと歩みを進めます。


40分ほど歩いて入渓点へ到着。車からは下ったので雪も消えてます。
林道で着替えてから崖を下降して入渓。今日はおニューのウェーダー&シューズを装着。
ウェーダーはウェストハイ・・・これがラクチン(喜)
私はザックを背負いながらの遡行が90%以上。チェストハイだとショルダーが干渉して肩が気になるのである。パッキングも若干コンパクトになるし、ディープウェーディングなんてしないからね。
シューズは軽量でしっかりした作りのシムスを購入。こいつはソールが固いのがちょっと気になる。足の裏で岩を掴む感じが得られないのだ。使い込んで柔らかくなるといいのだが・・・。


やはり渇水


今年はとにかく雨が降らない。なのでカラカラの渇水を予想していたのだが、思ってたよりは水が多かった。夏の渇水期と同じくらいの水量。これならなんとか釣りになるかも。

で、水温を計測すると・・・う〜ん、3℃しかありません。雪と寒気のダブルパンチですかね。こりゃあ苦戦必至だろーなぁ。


入渓して二つ目の淵。必ずと言っていいほど魚が着いてるポイント。
パイロットフライはスレッドボディのパラシュート#18。細身&小振りに巻いたので、流れのあるところではミッジとして通用すると信じているフライ。こいつで手前から徐々に探るも反応ナシ。近寄って覗き込んでも魚影がありません。そこで、巻き返しのエゴ(写真右)に棒を突っ込んでみると・・・2匹のヤマメがすっ飛んで逃げていきました。やはりまだ奥に潜って出て来ないんですねぇ。


すぐに沢は二つに分かれるので、まずは左へ。

流れの緩いポイントだけを叩いて釣り上がりました。
冬枯れした渓はライントラブルも少なく快適にキャストができます。
フライは静かに着水すると徐々に流れはじめ、思い通りのレーンをゆっくりと漂っていくのですが・・・うう、魚の反応はありません。


大場所も反応ナシ。魚が上を向いてないというより、岩陰の奥の奥に潜んでるといった感じ。フライを落とす前に左右をヘツって覗き込んでも魚の姿が見えません。

1時間ほど釣り上がってゴルジュの滝(写真右)まで来ましたがノーフィッシュ。走った魚さえ一匹も見ませんでした。


再び二又に戻って今度は右へ。時刻は10:30、いまだミッジすら飛びません。

水深のあるポイントは捨てて、チャラ瀬の沈み石の周りを重点的に探ります。
フライも#16カディスに交換。虫がまったく飛んでないような状況では水面に意識がないですから、むしろ大きめのフライでアピールしたほうが良い結果が出る場合があります。


左の流れ出しはいつもチビが群れてるポイント。
ここに魚が定位してないので、あきらめモードへ(泣)

右も実績抜群のポイント。去年は4連発したのになぁ・・・。


脱渓場所の滝が見えてきました。
もうポイントは数カ所しか残ってないので、いつもよりしつこく流しました。
5回、6回、7回と流しているとフライが一瞬消えた!・・・と同時にパーマークを背負った背中が水面からせり上がりました。
完全に虚をつかれましたが右手がかろうじて反応します。生命が繋がった手応え。
がっ、一瞬にしてラインのテンションがゆるみました・・・アワセが遅すぎた。


サビの残る褐色の背中にはっきりと浮き出たパーマークは鮮烈だった。
厳しい冬を越した野生・・・唯一の反応はヤマメからの挨拶のようでした。


滝の手前で脱渓、11:30。


今日の収穫をもうひとつ。ティムコの新しいフロータント「Dry Magic」  なかなかの優れモノです。
私が使うフロータントはペーストがメインでCDC用(めっきり出番がなくなりましたが)にハケが付いたパウダーの2種類。フライとの相性を考え、その他にもリキッドやスプレーも使いましたが、荷を減らしたいので上記2種に絞ってます。
メインで使ってたペーストタイプは持続性に優れるのですがベタつくのが難点でした。ところがこいつはサラサラでよくのびる。CDCでもベッタリしないのである。短いけどクリップチェーン装備で紛失防止もバッチリ。今後はこれ1本でOKかも(喜)


私の解禁は2年ぶりの
オデコでした。




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