山菜は逃げない

6月6日(日)

奥只見ツアー2日目


2日目の朝

カモノハシさんは生存してました。て言うか、彼に起こされました、4:30。
可哀想に口内が痛くてあまり寝れなかったみたいです。
かたや私は爆睡・・・ダウン300gのシュラフ+シュラフカバー+インナーシュラフのレイヤリングが快適・・・露出してる顔だけがちょっと冷たかったかな。

今日は1時間以上歩いて奥の沢へ。
フライの我々2人が下流、エサ釣りの3人が上流に分かれることにしました。


目当ての沢は雪渓が多く残っているので、切れ目を狙って谷を降ります。


適度な川幅で頭上も開け穏やかな渓相・・・まさにフライむき。
でもねー、雪シロで足がちぎれそうなほど冷たいんです(涙)


カモノハシさんはドライを結んで遡行スタート!

私は釣り下がってみるのでウェットで勝負だ。
この日のためにニンフも巻いてみたけど・・・雪シロで濁った流れでもアピールするように派手目のウェットでポイントを探ります。


ここでもカモノハシさんはビビリまくり・・・。

「スノーブリッジが崩れて押し流されたら死亡だな」
「その場合は圧死?水死?それとも心臓マヒかな?」
「犠牲になるなら私だろーな」
・・・恐ろしく弱気です。人間は毛虫を食っただけで、こーもネガティブになるんですねぇ(喜)


流れの中には緩ーい流れも点在します。
が、それは小さいスポットなので、数秒しかドラグフリーで流せません。
一度だけイワナが追いましたが、フライに追いつけずに泳ぎ去っていきました。

我々二人の後を釣るガイドだけがエサでイワナを釣り上げてます。
ニンフなら釣れる可能性もあるのかもしれませんね。
でも雪シロで流れはガンガン・・・狙ったポイントにニンフを流し込むなんて私には出来ない技だ(悲)


魚の反応さえあれば、どこまでも釣り上がるんだけどねぇ・・・ギブアップ!・・・1時間ほどの遡行で納竿です(悲)
こんな奥地まで歩いて、釣りした時間は2日間で90分くらいかな。しかもオデコだ! ま、予想通りって感じだけど(苦笑)

余った時間は山菜採りに精を出します。ガイドに山菜の解説や見つけるコツ、調理方法、毒草との区別の仕方などを教わります。
するとカモノハシさん>「山菜は逃げないから楽だ」・・・まったくだよね(喜)

山菜を摘みながら林道を歩いていると、先ほどまで遡行してた流れが強く濁っていることに気づきました。
なんとスノーブリッジの一つが本当に崩れたようです。
いやあ危ないとこだった・・・。

カモノハシさんって・・・災いをもたらすオーラを強く放出してるみたいですわ。
さすが、確率1/7人を引き当て毒虫を食うだけのことはあります!


釣りはサッパリでしたが山菜は大漁!って言うか、いくらでも摘めます。強欲な私は70Lのザックにも入りきらないほど採ったので、トートバックに詰めてザックに括り付けました。背負う瞬間には、こめかみの血管がブチ切れそーなほど重かった。その中身は・・・。

コシアブラ
タラノメより香り・コクが
あって美味しかった。
ヤマウド
太い新芽は香りも味も
抜群だ。
ヒラタケ
春でも採取できるキノコ。
天ぷらは絶品だ。
ゼンマイ
採って食べるとなると
相当な手間がかかる。
フキノトウ
つぼみを好む人が多いが
開きはじめも美味い。
コゴミ
くせがなく食べやすい。
どんな調理でもOKだ。
ヤマソテツ
はじめて食べたけど
あんまり美味しくない。
ヤブスマソウ
爽やかな香りとほろ苦さ
歯ごたえもあって美味。
ウルイ
香りと歯ごたえ、ぬめり、
おひたしが絶品。
ハリギリ
これも天ぷらにすると
タラノメと遜色ない。
赤コゴミ
天ぷらはコゴミより味わい
深くて美味いと思う。
アイコ
どんな料理にもあう山菜
だが、私には淡泊すぎ。


我々フライ組より上流に入ったエサ釣りの面々も山菜を手に戻ってきました。釣果は数釣りできたようですが大物は釣れなかったみたい。それでも憧れの渓で竿が出せたことに皆が満足していました。その後はテン場を片づけて荷をまとめ、昼食をとってから帰還開始!

今日の天気予報は午後から雨・・・帰路は雨雲と競争するようなハイペースで林道を歩きました。

重たい荷を背負ってる私はついて行くのがやっと。
ダムが見えたときは安堵感で力が抜けてしまいました。
で、最後の急坂は・・・ゼイゼイ・・・もう歩けねぇ(苦)


翌日、我が家の夕食は山菜づくし・・・人気1はコゴミのクルミあえ、2はウルイのおひたし、3はコシアブラの天ぷらでした。山菜独特のエグ味は子供には不評ですね。この風味が美味いのになぁ・・・私はウドの皮のキンピラや酢みそが絶品だと思いました。
配偶者は「茹でるとこんなに縮むんだよ・・・おひたしで食べる山菜は今回の5倍くらい摘んできなさい!」だって・・・次は110Lかいな?






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