誤食!?

6月5日(土)

奥只見ツアー1日目


カモノハシさんと「森の恵みと沢にひたるツアー」に参加しました。
1泊2日の奥只見山菜イワナキャンプです。二人は上越新幹線で浦佐駅へ。
ターゲットはウド、ウルイ、コシアブラなどの山菜と・・・尺上イワナです(喜)

渓泊まりが初体験のカモノハシさんは重たいザックを背負ってのツアーに期待と不安が半々?・・・そこで、事前にメールで「私(BOSS)はトレーニング(ザックを背負ってスクワット100回)してまっせ!」と脅かしておきました・・・でも、「当日までに体をブッ壊して参加できなくなるなるんじゃないの?」と逆に心配されてたよーです。


ツアーはガイド2人に参加者が5人。
ダムに車を停めて10:30に歩き始めます。

私は当初、50Lのザックで荷造りしてました。ところが・・・
>配偶者
「これじゃ山菜の入るスペースが無いじゃないの!」
「参加費分は摘んできなさい!!」
で、70Lに変更・・・こんなデカイのは私だけだ(汗)


初夏のような天気のもとでの穏やかな林道歩きも束の間・・・雪渓の残骸が林道に覆い被さり行く手を阻んでいる。さすがに豪雪地帯だ。

ここでカモノハシさんが大いにビビる(喜)
「落ちるなら私だ」と呟いているぞ・・・ネガティブシンキングだーね。


90分ほど歩いて1回目の休憩。
勾配のない林道なので足の負担は少ないんだけど、なにしろ今日は暑い。冷たい湧き水で喉を潤すと生き返るようだ。

この辺りから山菜を採取しながら進みました。これは今日の夕食の分。崖をのぼって摘んでいるのはアマドコロ・・・ガイドに「どんな味の山菜なんですか?」と訪ねると「場末のキャバレーにいる品のない女のような味」という返答・・・いったいどんな味だよ!?(爆)


12:30 昼食

ヤマウドは生のまま味噌で食べます。
味覚・香りともに最高! 栽培品のウドとは別物ですぞ(喜)
渓の定番ソーメンも美味しくいただきました。


渓は穏やかな流れが続きます。なのに・・・雪渓が詰まった場所が増え、川の色も濁りが強くなってきました。この地方は今が雪シロの出始めなんですよね。雪シロが完全にとれるのは7月下旬だそーです(驚)

←この雪渓越えは緊張した。下を見ると雪シロの混ざった濁流が奔走している。

ガイドは言う>「もし滑ったら足掻いて少しでもスピードを減速してから川へ落ちてください」・・・そんなアドバイスでいいのかい?
ふつーアイゼンを着用させるだろ?
 


雪渓の残骸を幾つも越え、14:30にテン場に到着。
すぐにタープを張って釣りの支度。参加者は釣り好きが揃ってるので、この支度だけは異様に早い!(喜)

私とカモノハシさんは本流を挟んで対岸に刺さる沢を割り振ってもらいました。
ガイド>「渡渉できたらイレ喰いだよ」
去年も参加した人>「去年は尺が6本釣れた」
これを聞いて我々二人のテンションは一気にレッドゾーンへ!


沢を辿って本流へ。憧れの渓とご対面です。なのに・・・。

左(下流)を見ても真っ白。右(上流)を見ても真っ白。
こ、これは・・・渡渉は無理かな・・・。

私の「スクラム組みましょうか?」という無言の視線を受けたカモノハシさんが首を横にブンブン振っている・・・仕方ない。あきらめよう(涙)


肩を落としてテン場に戻ると「上流へ30分ほど歩くと沢があって、去年はけっこう釣れたよ」と教えてくれました。それは幅が2mくらいの小さな沢でしたが、むしろこのくらいの水量の方が釣れそーだし安全です。

林道から上の流れはカモノハシさん。本流の出合いから林道までの区間に私が入ります。
水温を計測すると8℃。ブユが飛んでいるのでグリフィスナットを結んで落ち込みを探ります。が、反応はナシ・・・(悲)

思ったより落差もあり巻きも大変。ボサもキツく実際に釣ってたのは15分くらいで林道に到着。すると既にカモノハシさんが戻ってました。なんでも上流はすぐに雪で埋まってたそうです。


釣りは明日の朝が本番なので、山菜を採りながらテン場へ戻ります。

普通は山菜によって芽吹く時期が異なるのですが、雪が遅くまで残る地ではいろいろな山菜が一気に収穫できてしまうのです。
コゴミは多くが伸びてしまっているのに、数メートル先の残雪の際ではフキノトウが顔を出したばかり。日当たりのいい斜面にはヤマウドがにょきにょき。なんて光景が広がってました。


夕飯のおかず

コゴミ、赤(アブラ)コゴミ、ウルイ


そしてメインディッシュ?のイワナとヤマウド。
イワナはサビで真っ黒ですね(驚)
テン場わきの沢に入った方(エサ釣り)が雪渓を三つも越えて釣りました。
ひるんで戻ってる我々とは意気込みが違います(喜)

このイワナを捌いていると腹の中から出てきたのは10センチくらいのトカゲ。
他には甲虫やニンフがびっしり。ガイド曰く「瀬に出ないとこれだけのエサは食えない」・・・明日はドライでも釣れるかも!?(喜)


焚き火をおこして宴の準備。
キンキンに冷えたビールとつまみ(ウドの皮と葉のキンピラなど)が振る舞われる。

続いてイワナの刺身、ウルイやコゴミのおひたし、天ぷらなどが次々と・・・。


山菜独特の香りや食感を堪能して「くう〜美味い」「最高だね」とみんなが舌鼓を打っている最中のことです・・・
「げぅぇ〜」「げ、げほっ」「い、痛い」
カモノハシさんがとつぜん悶絶・・・えぇ?痛い?? それって毒草食べたの??? ガイドの顔色も変わります。

私のアタマの中では毒草を誤食したときの症状が次々と浮かびました。
誤食すると嘔吐、手足の痺れが起き、血圧降下後死に至る・・・この症状が現れたらマジでやばい。
嘔吐、全身硬直、痙攣を起こし死に至る・・・これも怖い。確か嘔吐・痙攣はやばいサインだった。
食べると幻覚症状を起こし、もがき苦しんで走り回る・・・うん、これならむしろ歓迎だ!ネタになる(喜)
誤って口にすると焼けるような刺激があり、激しい炎症をおこす・・・これが近い。でもマムシグサを食べたときの症状だったよな。

カモノハシさんが手をつけていた皿にはウルイとアマドコロ・・・マムシグサと間違えようがない。ウルイは毒草のバイケイソウと似てるけど、調理したのは一年中山に入っているようなガイドだから間違える訳がありません。
ガイドの二人も自信があるようで、「虫が付いてたんじゃないのか?」と毛虫を疑ってました。
カモノハシさんは
「やっぱ、ハズレを引くのはオレかよ」とますますネガティブに・・・(涙)
みんなの前では気丈を装ってましたが、喉まで腫れてしまったようで食欲も無くなり、なかなか寝付けなかったようです。ちょっと気の毒でしたね。

こうして夜は更けていきました。明日は早朝起床でさらに奥の核心部へ行く予定です。
果たして尺上は釣れるのか?それ以前に
カモノハシさんは再び目を覚ますことができるのか・・・。




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