沈した滝の上は?

4月23日(火)

再び玄倉川支流へ行きました。


先週に続いて丹沢玄倉川支流へ行きました。同行はO氏。目的の沢は先週TOMIZO氏が爆釣したB沢です。

玄倉はその昔には丹沢黒部と言われた渓谷で、石英閃緑岩の磨かれた廊下と緑の森に囲まれた景観です。上流には林業で栄えた集落もあったようですが昭和3年の大水害で壊滅し、その後の林業の衰退もあって今はその名残もありません。
また玄倉は、丹沢近代登山の第一歩をしるされた登山口にあたり、明治38年に植物学者ら12人がここから丹沢山塊に踏み入ったそうです。現在丹沢を登る人の多くが東丹沢から入山していますが、歴史的な第一歩は西丹沢からだったのですね。
我々も山塊の最高峰である蛭が岳(1673メートル)と檜洞丸(1600メートル)から流れる玄倉川沿いの林道を歩き、目的の沢を目指しました。

沢の下流部はガレています。


前日までの雨で水量は復活。


朝の水温は10℃でした。


沢の下流から釣り上がりましたが、先週に比べて反応がにぶい。どうやら水量が増えたせいで、魚が深みに入っているようです。水深のないポイントからは魚が出ますが、全て20センチ以下の小物ばかり。大淵ではドライじゃきびしいかも...。

左は流れ込みを狙う
O氏。




右は私が釣った23センチのイワナ。
フライはパラシュートの12番。


先週に沈した滝まで来ました。直登してリベンジといきたいとこですが、今回は左岸を高巻きます。さらに二股まで釣り上がりましたがあまりぱっとしません。この辺りからは小滝が連続した落差のある渓相になります。
我々はまず左の沢へ。最初は高巻きの連続で、あまりポイントがありません。流れが穏やかになった辺りで丁寧にフライを流しましたが相変わらずの反応です。ここで休憩をとったあと、引き返して今度は右の沢をツメます。こっちも落差がありますねえ。

滝を直登するO氏。





源流釣りの経験が少ない彼には、ちょっとキツかったかな?


午後になると虫が飛び始めました。ヒラタやオオクマなどのカゲロウとミドリカワゲラでしょうか。この頃から魚の反応も一変して、ドライにバシバシ出てきました。さあ、これからが勝負だ!

左の写真の場所で釣れた27センチのイワナ。


上流は水が細くなりましたが、良型のヒットが続きます。私もO氏も午後だけで2ケタのイワナを手にすることができました。
まだまだ釣れそうでしたが、帰路を考えて納竿。二人とも最大は27センチでした。

深山の気に満ちた谷。

美しい石英閃緑岩のナメの連続。

新緑の明るい緑と白い岩のコントラスト。

特徴のある滝が連なる渓相。




原生林を流下する沢は野性味あふれる遡行を提供してくれました。



JAZZ DISC REVIEW

Hank Mobley / Soul Station

次々と滝を高巻くような遡行にはハンク・モブレーの佳作が似合う。
次から次ぎへと湧き上がってくるバップ・フレイズの洪水は、夢のような高揚感をもたらしてくれます。
バックのウイントン・ケリー・トリオの演奏も秀逸。





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