世附との再会

3月12日(火)

今シーズン初の世附川。


今日は私のホームリバー「世附川」へ。ここは丹沢を代表する銘渓で、菰釣山から三国峠へ至る稜線を源頭に丹沢湖へ注いでいます。本流・支流ともに多くの枝沢を抱え、上流は落差のある山岳渓流の装いです。
中流までは酒匂川漁協の管理も行き届き、成魚・稚魚・発眼卵の放流が為されています。
入口の浅瀬にはゲートが設けられ、4:00を過ぎないと通過することができません。
また、世附特有のルールがあり、4:00前にゲートわきの商店で「沢割り」なる入渓場所の割り当てがおこなわれます。
これは上流の沢でお互いに気持ちよく釣りをするためのもので、各自が希望する沢を申告することで調整されます。
誰でも2時間歩いて入渓したのに、すぐ上で先を越されたら良い気がしませんよね。上流を希望する方はぜひこの「沢割り」に参加してください。

今日は8:00にゲートを通過。
1時間歩いて本流筋の中流に注ぐ沢へ入ります。




入渓場所で水温を計測すると7℃です。


沢に着くと冷たい流れを両手にすくって、火照った顔を洗います。こうして世附との再会を果たすと、自分が渓に溶け込んでいくような気持ちになります。
この沢は林道から離れるので、発眼卵の放流しかありません。去年や一昨年に生を受けたヤマメたちは、厳しい冬を越してどれだけ逞しくなったのでしょうか。


釣り始めるとすぐにフライが消し込みます。ワンテンポ遅れてアワせると、小さなヤマメが釣れました。これは一昨年生まれた魚ですね。その後も釣れるのは稚魚ばかり。たまに20センチ前後が混ざるといった状態が続きます。

写真の淵で釣れた
21センチのヤマメ。

フライはエルク16番。


しばらく行くと、今日一番の大淵がありました。しかも真ん中に魚が数匹泳いでます。これに狙いをつけてフォルスキャストをした途端、淵尻の岩蔭から3匹の魚がすっ飛んで逃げていきます...しまった!...見える魚に気をとられて、手前から探るの怠ってしまいました。しかもこの3匹はいずれも良型。この時期一番良い捕食ポイントには、大きい魚が入るんですね。
結局その後も小さいヤマメと戯れ、3:00に納竿。今日は21センチが最大という釣果でした。
帰路で山波を見回すと、まだまだ冬の景観。これからは、来るたびに山肌の色が変わっていくことでしょう。釣果は今イチでしたが山の気を感じて気持ちのいい一日でした。




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