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Sakura Petal ..Sorry. Japanese only.
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■謎のコインサイズカメラ...サクラ・ぺタル(Sakura Petal)■
このカメラは、戦後間も無く発売されたと思われる日本製の超小型カメラです。「Petal」とは「花弁」の意味のようです。
占領下の日本製(Made in Occupied Japan)の刻印がありますので、1945年から1952年の間に製作されたものでしょう。
今回記事にするにあたりインターネットで調べてもこれといった情報はありませんでした。困りました。
結局、御覧のような八角形でなく丸型の物(名前はただのPetal)もあるという位しか判りませんでした。
値段が\75,000もするようですが、私はヤフオクでもう少し安く購入した記憶があります。銀座の中古カメラ屋でも時々目にします。
 
簡単な機構にもかかわらず、フィルム装填機構が複雑で未だに理解出来ていません。
昔、どこかで観た記事によると、撮られた絵は直径6ミリの円形に写るそうで、意外と綺麗に写るそうです。


       レンズ:?
     シャッター:B,1/25
        絞り:無し
フィルムフォーマット:円形フィルム回転式6枚撮り
■サクラ・ぺタルの詳細■

まずこのカメラで特筆すべきはその小ささです。右が五百円玉、左が5ペソコイン(^o^;)です。しかし、全金属製でずしりと重い手応えがあります。

シャッターレバーにある「MADE IN OCCUPIED JAPAN」の刻印が見えるでしょうか? 安っぽくは無いのですが、ニッケルメッキ?でピカピカで指紋がつき易いです。

逆さまになってますが、中央手前の穴がファインダー対物窓、中央の穴がレンズ、その左横のダイアルがシャッターダイアル、右手前の突き出したレバーがシャッターボタンです。シャッターチャージはこのレバーを押す事で行われ、最後まで押し込んだ時点でシャッターが切れます。シャッターレバー手前のギザギザのリングはただの飾りで、可動しません。おそらくライターの発火装置を偽装したものと思われます。これもスパイカメラの一種なのでしょうか?

裏側の見える写真。裏側ほぼ全部を占めるギザギザの付いた大きなリングが普通のカメラで言うフィルム巻取りノブです。これを廻す事により内部の円盤状フィルムが回転式拳銃の弾倉のように回転します。レンズから入った光がちょうど弾倉の穴のように丸く感光するわけです。5や6と見えるのがフィルムカウンター代わりの数字です。このようにシャッターチャージとフィルム送りは連動していないので、多重露光が簡単に行えるでしょう。これが欠点か利点かは良く判りませんが...(^o^;)

ネジ込み式の裏蓋を開けてフィルムマガジンを取り外した状態。中央の丸い穴がレンズ窓です。左下にはフィルム巻取りノブ?に連動して回転するリング状の6等分の切り欠きに引っ掛かるバネが見えます。バネの下のネジ状のもの(Aとする)がマガジンの出っ張りに引っ掛かってマガジンのレンズ窓を開けます。リングの縁にある左側の赤いネジ状のもの(Bとする)はマガジンの切り欠きに引っ掛かってこれを回転しないよう固定します。

これがフィルムマガジンで日中にさらしても感光しないようになっています。奥にある丸い穴がレンズ窓でこの写真では塞がった状態です。右側に見える真鍮製の出っ張りが左の写真のAに引っ掛かる事により手前方向に1/6だけ回転しレンズ窓が開きます。また、右奥にある切り欠きが同じくBに引っ掛かってこの黒い部分全体が回転してしまわないよう固定します。非常に巧妙な機構で、現物を見ても未だに良く理解出来ないので説明するのが難しいです(^o^;)。

フィルムマガジンを開けた状態です。左側がレンズ側のマガジン内側(右上写真の裏側となります)、右側が裏蓋です。裏蓋側に円形にカットしたフィルムを装填して、左側の蓋をネジ込みます。大きさはちょうど五百円玉と同じです。

同じくフィルムマガジンの裏側です。「MADE IN JAPAN .PATENT.」と刻印されています。

シャッターを切った状態。バルブに設定してあるのでレンズから向こう側が見えます。

同じ状態の裏側。ファインダーにはちゃんとレンズが2枚入っていますが、等倍のようです。

シャッターレバーがボディから突き出している棒を押し込む事によりシャッターが切れます。

シャッターダイアルです。しかし、1/25とバルブしかありません(^o^;)。

 
五百円玉よりも5ペソコインの方が絵になりますね(^o^;)。
 
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